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特務戦艦ホーリー・ピーコック52

[302]  宵待夜霧  2007-05-18投稿
「もちろん♪
SSクラスの最重要機密事項よ。♪
もしも外の誰かにバラしたら…その誰かと一緒に軍法会議すっ飛ばして、即、銃殺刑ね☆」

アリアは[当然]という顔をしている。

頭から血の気が引いた。

「んなっ…なんでそんな話をしたんですか!?
しっかりバッチリ聞いちゃったじゃないですか!
俺はただの軍曹なんですよ!!」

「え〜っと…。
…ついペロッと♪」

アリアはアハハと笑いながら小首を傾げた。
その仕草は非常に可愛いのだが今の俺はそれどころではない。

「ただの軍曹の俺がなんでこんな最重要機密を…。
俺、上司の選択間違ったかな?…。」

「あっ、ひどーいっ!
上官侮辱罪よ〜!?」

「機密をペロッと喋っちゃう上官のほうが問題だと思いますけど!」

「うぐっ…。
…けどまぁ…知っちゃったからには…「やっぱやめた。バイバイ」ってわけにはいかなくなったわね♪
これからもよろしくね〜☆」

俺は激しい眩暈に襲われた。

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