特務戦艦ホーリー・ピーコック55
暫く進むと角に差し掛かる。
リードを使って角を曲がるにはコツがいる。
リードは壁に沿って直角に曲がるのだが、そのまま捕まっていては体が曲がり切れない。
そのために、足を振り上げて姿勢をかえなければいけないのだが…。
アリアはスカートなわけで…。
…
…
…
(黒……意外だ。)
と、突然アリアが立ち止まった。
(もっ、もしかして…見てたのバレた!?)
思わず冷や汗をたらしていると、アリアは天井を見上げ、
「アリア=ブリュンヒルデ特級大佐です。」
と、つぶやいた。
すると、天井がゆっくりと割れ、その先に新たな通路が現れた。
「さっ、行きましょ♪」
アリアはそう言うと、床を蹴り、天井の通路に飛込んでいった。
慌てて後を追う。
「隠し通路ですか…厳重なんですね。」
先で待っていてくれたアリアは苦笑して、
「面倒臭いんだけどね。
一応あの艦も最重要機密のひとつだから、仕方ないのよ。
あっ、こっち。」
行き過ぎかけた俺の手をとり、脇にあった狭い脇道に入る。
再び隔壁を抜けると、広い通路にでた。
リードを使って角を曲がるにはコツがいる。
リードは壁に沿って直角に曲がるのだが、そのまま捕まっていては体が曲がり切れない。
そのために、足を振り上げて姿勢をかえなければいけないのだが…。
アリアはスカートなわけで…。
…
…
…
(黒……意外だ。)
と、突然アリアが立ち止まった。
(もっ、もしかして…見てたのバレた!?)
思わず冷や汗をたらしていると、アリアは天井を見上げ、
「アリア=ブリュンヒルデ特級大佐です。」
と、つぶやいた。
すると、天井がゆっくりと割れ、その先に新たな通路が現れた。
「さっ、行きましょ♪」
アリアはそう言うと、床を蹴り、天井の通路に飛込んでいった。
慌てて後を追う。
「隠し通路ですか…厳重なんですね。」
先で待っていてくれたアリアは苦笑して、
「面倒臭いんだけどね。
一応あの艦も最重要機密のひとつだから、仕方ないのよ。
あっ、こっち。」
行き過ぎかけた俺の手をとり、脇にあった狭い脇道に入る。
再び隔壁を抜けると、広い通路にでた。
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