雑務部15
幸四郎が目を覚ますと目の前に夕陽が射し込んでいた。
ほのかがなぜかパジャマを着て隣で寝ていた。
「え!?え!え〜〜〜!!?」
ほのかがうるさそうに目を覚ました。
「どしたの?」
幸四郎は何が起きたのかを訊きたかった、その前にほのかがにんまりした。
「やっぱり気持ちの良い仕事をした後は疲れちゃうね」
幸四郎はマズいことをしてしまったのではと、意識の無い時間の記憶を必死で遡ったが思い出せなかった。
ほのかが言った気持ちの良い仕事とはもちろん盗撮犯を見つけだしたことだが、幸四郎は誤解していた。
「え!?みや、宮岸くんと!!?僕が!?」
ほのかは当然のような顔で頷いた。幸四郎は冷や汗をかくしかなかった。
「そういえば今日の講義みんなサボっちゃったけどいいの?私は別に良かったけど」
講義のことなど今の幸四郎の頭にはなかった。パジャマ姿のほのか自体を初めて見た衝撃と、“やってしまった”という罪悪感が思考を止めていた。
「せ、責任はとるよ、あ、とります」
ほのかは笑いながら隣の部屋に消えていった。
「たいへんだ・・・こりゃ」
ほのかがなぜかパジャマを着て隣で寝ていた。
「え!?え!え〜〜〜!!?」
ほのかがうるさそうに目を覚ました。
「どしたの?」
幸四郎は何が起きたのかを訊きたかった、その前にほのかがにんまりした。
「やっぱり気持ちの良い仕事をした後は疲れちゃうね」
幸四郎はマズいことをしてしまったのではと、意識の無い時間の記憶を必死で遡ったが思い出せなかった。
ほのかが言った気持ちの良い仕事とはもちろん盗撮犯を見つけだしたことだが、幸四郎は誤解していた。
「え!?みや、宮岸くんと!!?僕が!?」
ほのかは当然のような顔で頷いた。幸四郎は冷や汗をかくしかなかった。
「そういえば今日の講義みんなサボっちゃったけどいいの?私は別に良かったけど」
講義のことなど今の幸四郎の頭にはなかった。パジャマ姿のほのか自体を初めて見た衝撃と、“やってしまった”という罪悪感が思考を止めていた。
「せ、責任はとるよ、あ、とります」
ほのかは笑いながら隣の部屋に消えていった。
「たいへんだ・・・こりゃ」
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