携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 眩しい微笑み?

眩しい微笑み?

[302]  2007-05-21投稿

子供の手からボールがすべりおち、車道へと転がっていく。
子供はそれを追い掛ける。
クラクションの音にミサキさんの悲鳴。
そしてブレーキの音と何かがぶつかる音。
宙を飛ぶボール。
そのとき僕はボールが花柄だったことに気付いた。

僕は何もしなかった。ただの傍観者だ。



僕は部屋を出た。年季の入った扉が音をたてて閉まった。

子供は死にはしなかったが、重傷らしい。
そして僕らは現場の状況など、警察から事情聴取をされた。ミサキさんは気分が悪いということで、僕だけが受けた。


部屋の外は少し薄暗く、肌寒かった。それにいつのまにか雨が降っていたらしく、雨の音がした。
僕はミサキさんの名前を呼んであることに気付いた。

ミサキさんがいない。
椅子に座っていたはずなのにいない。
椅子にさわってみると、椅子はひんやりとしていた。
いつから・・・?と僕は思考を巡らした。

ミサキさんは警察署の外にいた。



感想

感想はありません。

「 星 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス