愛してほしい…?
〜心〜 男A「どこにいった!?」男B「やばいって!」 男C「まさか見つかった…?」 雪斗「その辺探してくる!誰か彼女に連絡して!」 一緒に仕事に行った友達の『タカ』がいなくなった…実はあいつは指名手配されててさ。匿ってたんだ…そいつがいなくなった。嫌な予感がしてた… 翌日。『タカ』は捕まったことがわかった。オレは彼女の『アユ』に会って話すことになった。あの時の彼女だ…気が重かった。 『アユ』は最初は取り乱した感じだった。食事もしてないらしい。とりあえず喫茶店に入って軽い食事をしながら話すことになった。雪斗「タカが捕まった」 アユ「手配されてたこと知ってたの…?」 雪斗「うん。知ってた」 アユ「そうなんだ…」 それからかなり長い沈黙があった。 雪斗「これからいろいろ動かなきゃいけないから。何かあったら連絡して。」 そう言って連絡先を教えてその日は帰った。 2日後。『アユ』から電話がきた。 アユ「これから会って話せる?」 雪斗「大丈夫だけど…何かあった?」 アユ「会ったら話す…」 それから1時間後くらいに会って、車でブラブラしながら話すことにした。 アユ「一人で家にいたらつらくてさ…誰に頼っていいのかわからないし」 雪斗「そうだよね。ごめん気が付けなくて。」 アユ「謝らないで。雪斗くんが悪いんじゃないよ」 雪斗「オレでよければ話し聞くから。いつでも連絡してよ」 アユ「ありがとう…」 2時間はそのまま泣いてた。それからオレはちょくちょく会うことになった。そんな感じでオレと『アユ』がお互いを支えに想いを寄せあうようになるまでそれほど時間はかからなかった。いつのまにかオレの心はもう抑えられなくなってた…
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