携帯小説!(PC版)

トップページ >> SF >> メガセインツ -2-

メガセインツ -2-

[316]  五月 乱  2007-05-27投稿
ツキとサンはハンゼルガの旧都“セルン”にたどり着いた。
「サン。傷口からスコルが入るかもしれない…ここにいろ。」
「はっ!ツキ、お前知らないのか?スコルは約30度で死ぬ。ばらまかれたのは四月、今は九月だ。とっくに全滅してる…人間もいねぇ。なんでこんなところに来た?」
ツキは背負っている巨大な刀“雨号”を抜き、言った。
「なぜレナルドが裏切ったかわかるか?あいつはメチカと繋がってる。そしてレナルドは元は天才的な科学者だ。免許は剥奪されたがな…」
「ほぅ…要するにスコルの産みの親はレナルドってわけか?」
「恐らくな。お前の話が正しいなら、こういう事になる…。メチカの中の誰かがレナルドにスコルを造らせ、報酬としてハンゼルガの領土をレナルドに…夏が過ぎてスコルが全滅するのを待って軍を抜けたって訳だ。」

サンは納得したように頷き、彼もまた背中の大剣“ディベリオン”を抜いた。

二人は剣を肩に担いだまま歩きだした。

感想

感想はありません。

「 五月 乱 」の携帯小説

SFの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス