メガセインツ -2-
ツキとサンはハンゼルガの旧都“セルン”にたどり着いた。
「サン。傷口からスコルが入るかもしれない…ここにいろ。」
「はっ!ツキ、お前知らないのか?スコルは約30度で死ぬ。ばらまかれたのは四月、今は九月だ。とっくに全滅してる…人間もいねぇ。なんでこんなところに来た?」
ツキは背負っている巨大な刀“雨号”を抜き、言った。
「なぜレナルドが裏切ったかわかるか?あいつはメチカと繋がってる。そしてレナルドは元は天才的な科学者だ。免許は剥奪されたがな…」
「ほぅ…要するにスコルの産みの親はレナルドってわけか?」
「恐らくな。お前の話が正しいなら、こういう事になる…。メチカの中の誰かがレナルドにスコルを造らせ、報酬としてハンゼルガの領土をレナルドに…夏が過ぎてスコルが全滅するのを待って軍を抜けたって訳だ。」
サンは納得したように頷き、彼もまた背中の大剣“ディベリオン”を抜いた。
二人は剣を肩に担いだまま歩きだした。
「サン。傷口からスコルが入るかもしれない…ここにいろ。」
「はっ!ツキ、お前知らないのか?スコルは約30度で死ぬ。ばらまかれたのは四月、今は九月だ。とっくに全滅してる…人間もいねぇ。なんでこんなところに来た?」
ツキは背負っている巨大な刀“雨号”を抜き、言った。
「なぜレナルドが裏切ったかわかるか?あいつはメチカと繋がってる。そしてレナルドは元は天才的な科学者だ。免許は剥奪されたがな…」
「ほぅ…要するにスコルの産みの親はレナルドってわけか?」
「恐らくな。お前の話が正しいなら、こういう事になる…。メチカの中の誰かがレナルドにスコルを造らせ、報酬としてハンゼルガの領土をレナルドに…夏が過ぎてスコルが全滅するのを待って軍を抜けたって訳だ。」
サンは納得したように頷き、彼もまた背中の大剣“ディベリオン”を抜いた。
二人は剣を肩に担いだまま歩きだした。
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