うそつき(06
朝、目が覚めると少しの気怠さを感じた。ぼーっとする頭で考える。
ああ…昨日シュウジに告白して…
学校行きづらいなぁ〜…
どんな顔すればいいのか…
いつもより重い足取りで登校すると、教室にはほとんどみんな来ていた。
…シュウジはまだ来ていない。
そのことにホッとする自分に気付いて、少し複雑な気持ちになる。
「おはよ〜エリカ!」
私が席に着いたとき、横からマミの声が聞こえてきた。マミとは中学からの付き合いで、私の唯一の親友。
「おはよ、マミ」
「なんか元気なくない?どうかした?」
まだ朝の挨拶しかしてないのに、私の異変に気付くとは…恐るべし親友。
「うん…後で話す。あ・ほら、先生来ちゃったし」
チャイムの音と同時に担任が教室に入って来る。私の斜め前のシュウジの席は、まだ空席。HRで担任がシュウジは風邪で欠席だと伝えた。39度まで熱あがってるって…。
私のせいだ。
昨日あんな雨の中にいたから…。
HRが終わると考えるより先に動いてた。
「マミ!私早退」
「は!?って、今来たばっかじゃん…え、エリカ〜?」
マミの声を背中で聞きながら、廊下を駆け出してた。
シュウジの家に向かって。
ああ…昨日シュウジに告白して…
学校行きづらいなぁ〜…
どんな顔すればいいのか…
いつもより重い足取りで登校すると、教室にはほとんどみんな来ていた。
…シュウジはまだ来ていない。
そのことにホッとする自分に気付いて、少し複雑な気持ちになる。
「おはよ〜エリカ!」
私が席に着いたとき、横からマミの声が聞こえてきた。マミとは中学からの付き合いで、私の唯一の親友。
「おはよ、マミ」
「なんか元気なくない?どうかした?」
まだ朝の挨拶しかしてないのに、私の異変に気付くとは…恐るべし親友。
「うん…後で話す。あ・ほら、先生来ちゃったし」
チャイムの音と同時に担任が教室に入って来る。私の斜め前のシュウジの席は、まだ空席。HRで担任がシュウジは風邪で欠席だと伝えた。39度まで熱あがってるって…。
私のせいだ。
昨日あんな雨の中にいたから…。
HRが終わると考えるより先に動いてた。
「マミ!私早退」
「は!?って、今来たばっかじゃん…え、エリカ〜?」
マミの声を背中で聞きながら、廊下を駆け出してた。
シュウジの家に向かって。
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