もう恋はしない(23)
「ヤバいよ、水城ちゃん。俺、理性飛びそう…」
そんな事、言われてこっちはユウタイ離脱しそうなんですけど…。
そんなふうに考えていたら、水嶋君の腕が解けて、今度は頬に柔かい触感があたった。
チュって…。
あぁ、ユウタイ離脱したかも…。
水嶋君の頬が赤い。
心なしか顔つきが男の子じゃなくて、男の人を思わせる。
「水城ちゃん、わかってるかも知れないけど…俺…」
「あっ…」
ドクン!!
待って!それ以上は…!
私の中の誰かが、そう指示を出して、その瞬間あろう事か彼を突き放してしまっていたのだった。
『そんで、帰って来たと』
阿部やんは相変わらず電話越しで何か食べている。
私が頷くと、
『何やってんねん〜!』
と、またまた言われてしまった(トホホ)
しかも、今回は何か怒ってる。恐いよ〜阿部さん。
『水嶋、気の毒にな…。アンタは何も悪くない。そう…水城、アンタが全部悪いんや!!』
わかってはいるけど、全部!なんて言われ方をするとやっぱり傷つく…。
「だって、体が勝手に反応して…」
『言い訳すんなっ!』
ビクッ!!
いきなり怒鳴られてビクついてしまった…。
そんな事、言われてこっちはユウタイ離脱しそうなんですけど…。
そんなふうに考えていたら、水嶋君の腕が解けて、今度は頬に柔かい触感があたった。
チュって…。
あぁ、ユウタイ離脱したかも…。
水嶋君の頬が赤い。
心なしか顔つきが男の子じゃなくて、男の人を思わせる。
「水城ちゃん、わかってるかも知れないけど…俺…」
「あっ…」
ドクン!!
待って!それ以上は…!
私の中の誰かが、そう指示を出して、その瞬間あろう事か彼を突き放してしまっていたのだった。
『そんで、帰って来たと』
阿部やんは相変わらず電話越しで何か食べている。
私が頷くと、
『何やってんねん〜!』
と、またまた言われてしまった(トホホ)
しかも、今回は何か怒ってる。恐いよ〜阿部さん。
『水嶋、気の毒にな…。アンタは何も悪くない。そう…水城、アンタが全部悪いんや!!』
わかってはいるけど、全部!なんて言われ方をするとやっぱり傷つく…。
「だって、体が勝手に反応して…」
『言い訳すんなっ!』
ビクッ!!
いきなり怒鳴られてビクついてしまった…。
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