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DO YOU REMEMBER ME???

[114]  ナナ  2007-05-28投稿
「そりゃぁ大変ですね…大丈夫ですかね??」

男は本気で心配しているようだった。

「ぃゃ、まぁ…大丈夫です。」

流音は困ったような笑顔で答えた。

あっ!!男はそうゆうと、自分の袖をまくり、腕時計をみた。

「もういかなきゃ!!さようなら!!」

男は後ろ向きに手を振りながら建物に走っていった。

「面白い人…てか時計、もってんじゃん。」

流音は男の後ろ姿を見つめ、笑いながら小声で言った。

「私もそろそろいこっかな。」

流音はまだ書き途中のレポートをカバンにしまい、ベンチのゴミを手でさっと払い、美砂と同じ建物にはいった。

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