携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 哀しみと愛情

哀しみと愛情

[204]  ふく  2007-05-28投稿
貴方の首に手を回した瞬間
終わりだと思った

もうコントロールは利かない

理性は簡単に崩れ
本能の儘に流されてゆく

貴方の強さに負けてしまう自分が嫌

躊躇いを忘れ
落ちて行く自分が情けない

愛情なんて無い
それは解っている

私の愛情を利用されているだけだとゆうことも


どうにかなりそうな感情を抑え
どうにかなってしまいたいと思う

愛してると耳元で囁きたい気持ちを抑え涙が目尻を伝う


捨てられてもいい

此処に居る私が
少しでも貴方の記憶に残るなら


深く関わるのを恐れていた自分と
いつかこうなることを予感していた自分が
哀しみと薄情な貴方の愛に溺れてゆく


一層この儘命を亡くしても構わない



私を消して


此処で終わらせて欲しい






感想

感想はありません。

「 ふく 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス