人魚と天使−第3話−
ラエロはアルゼにどうやったらこの白い翼を渡せるのか考えました。
「どうしたら君に翼を貸せるんだろう…」
「ねぇ?あなたの頭の上の輪は何??」とアルゼは不思議そうにラエロを見つめました。
「これは天使のリング。なぜ僕にもあるのかはわからないんだ…あ!もしかしたら…!?」
ラエロは天使のリングをアルゼの頭の上にのせたのです。
すると二人は神秘的な光りに包まれアルゼには翼が生え、ラエロは人間と変わらない姿になったのです。
アルゼの姿はとても美しく綺麗なうろこの足に白い翼はとても似合っていました。
念願の白い翼を持つことができたアルゼは喜びながら「ラエロありがとう!なんてお礼を言っていいのかわからないわ!私はこんなに嬉しかったことはなかったわ!」とアルゼは涙を流しながらお礼を言いました。
しかしラエロの様子がおかしいのです。
「…とても綺麗だ…これで君の夢が叶った…んだね…」
ラエロは途切れ途切れアルゼに言いました。
「ラエロ…!?どうしたの?!」
ラエロは天使のリングと翼が無くなり天使の力が無くなってしまったのです。ラエロはそのまま岩場に倒れ込んでしまいました。アルゼはリングを外そうとしましたが時すでに遅し…外すことはできませんでした。
するとその時天から声が聞こえてきたのです。
−ラエロは禁忌を犯してしまった…天使のリングを外し翼を失うことは天使にとって禁忌なこと…ラエロは二度と天国へは戻れない−
「そんな!ラエロは私のせいで天国へ戻れないなんて!!」
アルゼはラエロを抱きしめながら何度も謝りながら泣きくずれました。
天使というものは人間が亡くなり天国へ行けたものが天使のリングを神様から授かりなるものなのです。その天使のリングを外し翼を無くすことは天使にとって禁忌とされていることだったのです…
「どうしたら君に翼を貸せるんだろう…」
「ねぇ?あなたの頭の上の輪は何??」とアルゼは不思議そうにラエロを見つめました。
「これは天使のリング。なぜ僕にもあるのかはわからないんだ…あ!もしかしたら…!?」
ラエロは天使のリングをアルゼの頭の上にのせたのです。
すると二人は神秘的な光りに包まれアルゼには翼が生え、ラエロは人間と変わらない姿になったのです。
アルゼの姿はとても美しく綺麗なうろこの足に白い翼はとても似合っていました。
念願の白い翼を持つことができたアルゼは喜びながら「ラエロありがとう!なんてお礼を言っていいのかわからないわ!私はこんなに嬉しかったことはなかったわ!」とアルゼは涙を流しながらお礼を言いました。
しかしラエロの様子がおかしいのです。
「…とても綺麗だ…これで君の夢が叶った…んだね…」
ラエロは途切れ途切れアルゼに言いました。
「ラエロ…!?どうしたの?!」
ラエロは天使のリングと翼が無くなり天使の力が無くなってしまったのです。ラエロはそのまま岩場に倒れ込んでしまいました。アルゼはリングを外そうとしましたが時すでに遅し…外すことはできませんでした。
するとその時天から声が聞こえてきたのです。
−ラエロは禁忌を犯してしまった…天使のリングを外し翼を失うことは天使にとって禁忌なこと…ラエロは二度と天国へは戻れない−
「そんな!ラエロは私のせいで天国へ戻れないなんて!!」
アルゼはラエロを抱きしめながら何度も謝りながら泣きくずれました。
天使というものは人間が亡くなり天国へ行けたものが天使のリングを神様から授かりなるものなのです。その天使のリングを外し翼を無くすことは天使にとって禁忌とされていることだったのです…
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