ゆりかご「初恋編?」
「こんな私は嫌い〜?だよねー無理だよねー・・・。私、優君のこと好きだったの
・・。でももうアンタも殺すしかない。殺す、殺す!」
皐月はカバンから包丁を取り出し、俺の顔面めがけて振り下ろしてきた。
とっさに避けようとしたが、勢いよく腹部に刺さってしまった。
「あぁぁぁあ、あああ。」
それから意識が遠のき、気づくとソファーの上に寝ていた。
手を当てると包帯が巻かれており、しっかりと手当てされている。
「生きてる・・、助かった?」
ふとテレビが点き、目をやるとビデオが写されていた。
「・・いよ・・、いたいよ・・、優君・・・。」
このみの声だ、だが俺には抵抗する力もない。
「誰だかわかるでしょ?このみ、アンタの大好きなこのみちゃんだよぉッ!」
皐月がそう言い放つと同時に、俺の頭を押さえつけテレビに注目させる。」
「きゃああああ!いぎぃぃぃぃぃっ!!!」
「やめてくれ・・・。」
涙をこぼしながら俺はつぶやいた。とても見ていられなかった・・。
このみはあの夢の中のように、痛めつけられている。
「ただじゃぁ死なせない!!アンタに見せ付けてから殺してやるよ!」
「やめてくれぇぇぇ!!!!」
その時、ドアの開く音がした。
「動くんじゃない!!警察だ!佐藤このみ殺害の容疑で逮捕する!」
それからは早かった。
皐月は警察を殺そうと抵抗、焦った新人警官が発砲し頭部に命中、即死。
俺はすぐさま保護され、一命を取り留めた。
俺がなんとかすれば・・・、二人の命を救えたかもしれない・・。
ゆりかご「初恋編」完
・・。でももうアンタも殺すしかない。殺す、殺す!」
皐月はカバンから包丁を取り出し、俺の顔面めがけて振り下ろしてきた。
とっさに避けようとしたが、勢いよく腹部に刺さってしまった。
「あぁぁぁあ、あああ。」
それから意識が遠のき、気づくとソファーの上に寝ていた。
手を当てると包帯が巻かれており、しっかりと手当てされている。
「生きてる・・、助かった?」
ふとテレビが点き、目をやるとビデオが写されていた。
「・・いよ・・、いたいよ・・、優君・・・。」
このみの声だ、だが俺には抵抗する力もない。
「誰だかわかるでしょ?このみ、アンタの大好きなこのみちゃんだよぉッ!」
皐月がそう言い放つと同時に、俺の頭を押さえつけテレビに注目させる。」
「きゃああああ!いぎぃぃぃぃぃっ!!!」
「やめてくれ・・・。」
涙をこぼしながら俺はつぶやいた。とても見ていられなかった・・。
このみはあの夢の中のように、痛めつけられている。
「ただじゃぁ死なせない!!アンタに見せ付けてから殺してやるよ!」
「やめてくれぇぇぇ!!!!」
その時、ドアの開く音がした。
「動くんじゃない!!警察だ!佐藤このみ殺害の容疑で逮捕する!」
それからは早かった。
皐月は警察を殺そうと抵抗、焦った新人警官が発砲し頭部に命中、即死。
俺はすぐさま保護され、一命を取り留めた。
俺がなんとかすれば・・・、二人の命を救えたかもしれない・・。
ゆりかご「初恋編」完
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