毒舌君主[十四]
あの後、由香里は何も修に聞く事が出来なかった。
由香里自身も頭が混乱していたし、修も口には出さなかったものの発する雰囲気からこれ以上話す気はないという意思を感じさせていたからだ。
由香里の家の前でいつもの笑顔で「バイバイ、また明日ね」と修は手をふり、帰っていった。
由香里はその後ろ姿をただ呆然と見つめる事しかできなかった。
―数日後、気持ちが落ち着いてから客として由香里は昭久の店を訪れた。
しかし、昭久は
「てめぇ、何ぼんやり座ってんだよ。働け。」
と全く客扱いせず、俺様ぶりを発揮☆
由香里が思い悩み、シリアスシーンに入る、という王道の少女漫画チックな展開には程遠く、いつもと変わらない日常が続いていった…
続く
由香里自身も頭が混乱していたし、修も口には出さなかったものの発する雰囲気からこれ以上話す気はないという意思を感じさせていたからだ。
由香里の家の前でいつもの笑顔で「バイバイ、また明日ね」と修は手をふり、帰っていった。
由香里はその後ろ姿をただ呆然と見つめる事しかできなかった。
―数日後、気持ちが落ち着いてから客として由香里は昭久の店を訪れた。
しかし、昭久は
「てめぇ、何ぼんやり座ってんだよ。働け。」
と全く客扱いせず、俺様ぶりを発揮☆
由香里が思い悩み、シリアスシーンに入る、という王道の少女漫画チックな展開には程遠く、いつもと変わらない日常が続いていった…
続く
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