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深愛 〜街〜

[188]  ロベルト☆ヤッチョ  2007-06-02投稿
1999年1月1日、僕は夢を諦めた。
同じ日、美穂の家族は崩壊した。
絶望の中の暮らしにいた二人に光をあてたのは、出会いだった。

1998年、日本は不景気のどん底にあり、会社や社会は明日の暗いニュースはなにかとおもうようになっていた。まわりの人が頭を抱えながら生きていた頃、僕はプロサッカー選手を目指し、神奈川県の田舎の高校に通っていた。県大会でも上位ではなく、大半が就職する高校だから、みんな今を生きてる、そんな人たちだ。
僕も例外ではない。

回りの友人と同じように
学校に行き

授業をうけ

ご飯をたべ

部活やバイトをし

そして恋をしていた。

普通の高校生活しかしてなかった。

そんなある日、プロサッカーチームの横浜フリューゲルスのサテライトチーム、いわゆる二軍との練習試合が決まった。

次の日に隣街で試合があるから、それに合わせて地域の高校と試合をしたかったらしい。

僕は生まれてこのかたプロサッカー選手をみたことがない。

もちろんテレビではあるが、実際にはあまり感心しなかった。毎日の生活が楽しくて、今はそれだけでかまわなかったから。

だけど、それが自分の人生の転機になるとはまだ知らなかった。




当時のサッカーは、鹿島と磐田の二強時代でフリューゲルスは中間くらいの順位だった。何人か日本代表クラスはいたが、なかなか勝てずにその順位からぬけだせずにいる。

僕らのチームと試合が決まってから、学校内ではサッカー部がちょっとしたヒーローになり、部活の間でも僕らを見る生徒が結構いた。

なんだかやりにくいと感じていた。

そして僕らは、フリューゲルスと試合をする日を迎えた。


最初は、試合に出れないからそれほどではないとおもっていたら、エライめにあった。

サテライトチームはトップチームとの間にある準レギュラーをまずは目指す。だから若い選手はアピールするために必死になる。ベテランも一軍に帰りたい気持ちで頑張るからある意味、どこよりも飢えた狼みたいだ。

僕らが高校生ではなく、一種の跳び箱しか考えてない、バンバン突き飛ばしたり、あらいプレーもしてくる。最初は喜び合い試合を使用としていたら、気持ちが変わって、怪我をしたくないと、パスをまわしてぶつかるのを避けるようになった。

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