タオル1
高校時代バスケ部で、部活はいつも体育館でやってたんだけど、火曜日はバレー部が全面使うため、体育館が使えなかった。
それでバスケ部は、火曜日は体力作りのために、近所の公園までランニング→公園で筋トレ→学校までランニング
っていうメニューでやってた。
で、ある日を境に、俺らが公園に着くといつも変な女がいるようになった。
なんか髪はボサボサで服も薄汚い感じ、焦点あってないような目で、ベンチに座ってブツブツ独り言いってる、とにかく奇妙な女。
まぁ、最近変な奴多いしなぁ…とか思いながら黙々と筋トレやってたんだけど…
たまにジーッと俺らのほう見てるときがあって、その瞬間は正直怖かった。
俺はできるだけ気にしないようにしてたんだけど、やっぱ高校生が20人くらい集まればひとりは調子こくやつがいるもんで、まぁすげー暑い日でイライラしてたのかもしれないけど、Aが突然その女にキレた。
「あんたさぁ!いっつもジロジロ見てくるけど、何か用でもあんのかよ!!」
てな感じで。
確かにいっつも見られてると気になるし、集中力も奪われるわけで、Aの気持ちも分からないではなかったけど、あんな変な女には関わらない方がいいのに…と俺は内心思った。
んで、Aに怒鳴られた女は、言い返すわけでもなく、ただ苦虫を噛み潰したような顔でうつむいてた。
Aも怒鳴ったことで気が済んだのかそれ以上は何も言わず、俺らはそのまま学校へ戻った。
それでバスケ部は、火曜日は体力作りのために、近所の公園までランニング→公園で筋トレ→学校までランニング
っていうメニューでやってた。
で、ある日を境に、俺らが公園に着くといつも変な女がいるようになった。
なんか髪はボサボサで服も薄汚い感じ、焦点あってないような目で、ベンチに座ってブツブツ独り言いってる、とにかく奇妙な女。
まぁ、最近変な奴多いしなぁ…とか思いながら黙々と筋トレやってたんだけど…
たまにジーッと俺らのほう見てるときがあって、その瞬間は正直怖かった。
俺はできるだけ気にしないようにしてたんだけど、やっぱ高校生が20人くらい集まればひとりは調子こくやつがいるもんで、まぁすげー暑い日でイライラしてたのかもしれないけど、Aが突然その女にキレた。
「あんたさぁ!いっつもジロジロ見てくるけど、何か用でもあんのかよ!!」
てな感じで。
確かにいっつも見られてると気になるし、集中力も奪われるわけで、Aの気持ちも分からないではなかったけど、あんな変な女には関わらない方がいいのに…と俺は内心思った。
んで、Aに怒鳴られた女は、言い返すわけでもなく、ただ苦虫を噛み潰したような顔でうつむいてた。
Aも怒鳴ったことで気が済んだのかそれ以上は何も言わず、俺らはそのまま学校へ戻った。
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