序章 始まり。
何処からか少女とも少年とも言えない綺麗に澄んだ歌声が響いてくる。歌は一部がだけ聞こえた山神様(さんじんよう)と…ここらにには家もなく子供なんて居るはずは無いのに…ここは山奥だ。私だって滅多にここには来ない。私は気味が悪くなってその場から走り出していた。
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