もう恋はしない《番外編》?
「や、いえ何でもないです!」
孝志が思いっきり顔と手を横に振っとる。
「そか」
「じゃあ、明日の放課後迎えに行きます…」
そう言うと、乗って来た自転車にまたがった。
「うん。ありがとな☆」
うちがタダ券をヒラヒラさせると遠慮がちな笑みを浮かべて去ってった。
(何か様子変やったけど、ま、ええか♪)
うちは小さくなる孝志を確認して家に入った。
翌日になって、水城が昨日の報告をして来た。
遅いゆーねん。
「何やってんね〜ん!」
水城の話を聞いて、そう突っ込む他なかったわ。
ダメダメやな…。
しょげとるし、これは孝志に貰ったアレが使えるんちゃうかと、一肌脱いだるかって言ってもうてた。
「水嶋〜!」
放課後、廊下に出た水嶋の後をすぐに追った。
「何?阿部さん」
水嶋の肩をポンポンッと叩いて、
「あんた、水城とギクシャクしてるんやて?」
と周りにあんま聞こえへんように言うた。
軽く頷く水嶋。
「ええもん持ってるんや。これで、水城と仲直りし。」
すかさずそれを手渡す。
「ゲームセンターのチケット??」
「そや。あの子あー見えてゲーセンとか好きやねん。誘ったり〜」
すると、目を丸くしてた水嶋がにっこり笑うた。
孝志が思いっきり顔と手を横に振っとる。
「そか」
「じゃあ、明日の放課後迎えに行きます…」
そう言うと、乗って来た自転車にまたがった。
「うん。ありがとな☆」
うちがタダ券をヒラヒラさせると遠慮がちな笑みを浮かべて去ってった。
(何か様子変やったけど、ま、ええか♪)
うちは小さくなる孝志を確認して家に入った。
翌日になって、水城が昨日の報告をして来た。
遅いゆーねん。
「何やってんね〜ん!」
水城の話を聞いて、そう突っ込む他なかったわ。
ダメダメやな…。
しょげとるし、これは孝志に貰ったアレが使えるんちゃうかと、一肌脱いだるかって言ってもうてた。
「水嶋〜!」
放課後、廊下に出た水嶋の後をすぐに追った。
「何?阿部さん」
水嶋の肩をポンポンッと叩いて、
「あんた、水城とギクシャクしてるんやて?」
と周りにあんま聞こえへんように言うた。
軽く頷く水嶋。
「ええもん持ってるんや。これで、水城と仲直りし。」
すかさずそれを手渡す。
「ゲームセンターのチケット??」
「そや。あの子あー見えてゲーセンとか好きやねん。誘ったり〜」
すると、目を丸くしてた水嶋がにっこり笑うた。
感想
感想はありません。