特務戦艦ホーリー・ピーコック‐入隊試験編‐5
「いいじゃん、ジョカ。
本人がいいって言ってんだからさ!」
驚いて振り向くと、入り口から6人の女性が入ってくるところだった。
先程声を発したのは、先頭に立つ大柄な女性のようだ。
鮮やかなオレンジの、背中まである髪で、白いヘアバンドで前髪を上げている。
小麦色の肌に軽服の上着と黒いスパッツを身に付け、いかにも“活発な美人”といった感じだ。
彼女は俺に近付くと、そっと顔を寄せ囁いた。
(女だらけだと“イイコト”もあるかもって下心もアリ?)
ニヤニヤと笑う彼女。
(…なきにしもあらずってことで…。)
苦笑しながら答えると、彼女はブッと吹き出した。
「アハハハハッ!!
いいねぇっ、アンタ!
気に入ったよ!」
俺の背中をバシバシ叩きながら大声で笑う彼女。
「…おい、フィー。
笑ってないで自己紹介くらいしろ。」
ジョカが言うと、彼女はようやく笑いやんだ。
「や、悪い悪い。
あたしは フェリス=ティアマトー。
階級は特級大尉。
この艦の操舵士をやってんだ。
フィーって呼んでくれ。」
本人がいいって言ってんだからさ!」
驚いて振り向くと、入り口から6人の女性が入ってくるところだった。
先程声を発したのは、先頭に立つ大柄な女性のようだ。
鮮やかなオレンジの、背中まである髪で、白いヘアバンドで前髪を上げている。
小麦色の肌に軽服の上着と黒いスパッツを身に付け、いかにも“活発な美人”といった感じだ。
彼女は俺に近付くと、そっと顔を寄せ囁いた。
(女だらけだと“イイコト”もあるかもって下心もアリ?)
ニヤニヤと笑う彼女。
(…なきにしもあらずってことで…。)
苦笑しながら答えると、彼女はブッと吹き出した。
「アハハハハッ!!
いいねぇっ、アンタ!
気に入ったよ!」
俺の背中をバシバシ叩きながら大声で笑う彼女。
「…おい、フィー。
笑ってないで自己紹介くらいしろ。」
ジョカが言うと、彼女はようやく笑いやんだ。
「や、悪い悪い。
あたしは フェリス=ティアマトー。
階級は特級大尉。
この艦の操舵士をやってんだ。
フィーって呼んでくれ。」
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