ライブの夜
ユミがカラオケボックスのバイトを始めて、真っ先に友達になったのは、サキだった。
「私も最近入ったばっかなんだよー!」
濃い化粧とは対照的な、天真爛漫な笑顔にひかれた。
サキはいつも元気で、大きな瞳をキョロキョロさせ、振る舞いは子供のようだったが、独特の色気を放ち、魅力的な女の子だった。
ユミもすぐに持ち前の明るさから、バイトの連中と打ち解け、サキと二人でバカな話をしていた。
「うちの彼氏ねー…」
サキは最近できたという彼氏の話をよくのろけてきた。
(いいなぁ…私も早く新しい彼氏ほしい。ほんとはユウジがいいけど…)
ユミは三ヶ月に喧嘩別れしたユウジのことが忘れられないでいた。
けれど、そんな思いはサキに話すことはなく、サキの幸せそうな顔を見ていると元気が出た。
「来週ライブあんだけどー来てよー!」
サキはバンドをやっていた。
ユミは、ボーカルをやっているというサキの姿をぜひ見てみたいといつも思っていた。
「行くよ!絶対行く!」
ライブハウスに着くなり、サキの顔を見に行った。
いつもの倍化粧を濃くしたサキはド派手なピンクの衣裳で、独特の存在感があった。
「今日彼氏も来てるから、あとで紹介するねー」(続)
「私も最近入ったばっかなんだよー!」
濃い化粧とは対照的な、天真爛漫な笑顔にひかれた。
サキはいつも元気で、大きな瞳をキョロキョロさせ、振る舞いは子供のようだったが、独特の色気を放ち、魅力的な女の子だった。
ユミもすぐに持ち前の明るさから、バイトの連中と打ち解け、サキと二人でバカな話をしていた。
「うちの彼氏ねー…」
サキは最近できたという彼氏の話をよくのろけてきた。
(いいなぁ…私も早く新しい彼氏ほしい。ほんとはユウジがいいけど…)
ユミは三ヶ月に喧嘩別れしたユウジのことが忘れられないでいた。
けれど、そんな思いはサキに話すことはなく、サキの幸せそうな顔を見ていると元気が出た。
「来週ライブあんだけどー来てよー!」
サキはバンドをやっていた。
ユミは、ボーカルをやっているというサキの姿をぜひ見てみたいといつも思っていた。
「行くよ!絶対行く!」
ライブハウスに着くなり、サキの顔を見に行った。
いつもの倍化粧を濃くしたサキはド派手なピンクの衣裳で、独特の存在感があった。
「今日彼氏も来てるから、あとで紹介するねー」(続)
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