ライブの夜?
ユミは道路にぺしゃんと座り込み泣いていた。
「ほら、立って…」
後ろから両脇をつかむその声はユウジだった。
「何で初めましてとか言うのよー!」
当たるしかなかった。
「おいおい…それはお前が先に言ったんだろ」
ユウジは笑っていた。
「何で笑うのよー!」
その瞬間、ユウジはユミを抱きしめた。
「会いたかった…」
その言葉を聞いてユミはユウジの胸で泣いた。
けれど、今どんな状態なのかにすぐに気がつき、放れた。
「ユウジ、サキと今付き合ってんだもんね…」
「あぁ…サキに押されてな。ギターのシュウ、俺の友達なんだよ。それで紹介されてな…」
「そうだったんだ…てか、今ユウジがここ来てやばくないの?!」
「うまく言っといた。酔っ払いは慣れてるからって」余裕な笑顔だった。
「お前もう帰るべ。俺が送ってくって言っとくからさ」
「でも、サキに謝ってから帰らないと…」
「今度でいいだろ。今日のとこは、泥酔ユミちゃんで」
優しくそう言うユウジの言われるままに、荷物を持ってきてもらって二人で帰ることになった。
(続)
「ほら、立って…」
後ろから両脇をつかむその声はユウジだった。
「何で初めましてとか言うのよー!」
当たるしかなかった。
「おいおい…それはお前が先に言ったんだろ」
ユウジは笑っていた。
「何で笑うのよー!」
その瞬間、ユウジはユミを抱きしめた。
「会いたかった…」
その言葉を聞いてユミはユウジの胸で泣いた。
けれど、今どんな状態なのかにすぐに気がつき、放れた。
「ユウジ、サキと今付き合ってんだもんね…」
「あぁ…サキに押されてな。ギターのシュウ、俺の友達なんだよ。それで紹介されてな…」
「そうだったんだ…てか、今ユウジがここ来てやばくないの?!」
「うまく言っといた。酔っ払いは慣れてるからって」余裕な笑顔だった。
「お前もう帰るべ。俺が送ってくって言っとくからさ」
「でも、サキに謝ってから帰らないと…」
「今度でいいだろ。今日のとこは、泥酔ユミちゃんで」
優しくそう言うユウジの言われるままに、荷物を持ってきてもらって二人で帰ることになった。
(続)
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