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特務戦艦ホーリー・ピーコック‐入隊試験編‐6

[302]  宵待夜霧  2007-06-04投稿
フィーと握手を交し、こちらも自己紹介を済ませると、アリアがフィーに声をかけた。

「フィー、今のは“合格”って事でいいのね?」

(合格!?今どこが試験だったんだ!?)

俺が驚いていると、

「ん、OK、OK。」

フィーはあっさり頷いた。
「え…と…、フィー…さん。」

「ん?呼び捨てでいいぜ?」

「…じゃ、フィー。
フィーの合格の基準てなんだったの?」

「おもしろそうなヤツかどうか。」

カラカラと笑いながらこたえるフィー。
俺はなんだか力が抜け、チラリとジョカを見て言った。

「…本当に精鋭部隊なんですか?ここ…?」

ジョカも脱力したように呟く。

「私も時々疑問に思う…。」

そんな俺達に目もくれず、アリアは後ろの隊員達に話かけた。

「じゃあロゼはどう?」

「うーん、そうねぇ。」

答えたのはウェーブのかかった金髪の女性だ。
美人だが…ややケバい印象を受ける。
アリアやジョカと同じ軍服を着ているのだが、胸もとは第3ボタンまで開いており、大きな胸がこぼれそうだ。
タイトスカートも超ミニで、長い足が際どい所まで見えている。
さらに足下は15?はありそうなハイヒールだ。

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