特務戦艦ホーリー・ピーコック‐入隊試験編‐7
ロゼと呼ばれた女性は俺に近付くと、ずいっと顔をよせ、俺の顔を凝視した。
甘いコロンの香りが鼻をくすぐる。
彼女は暫くそうしていたが、パッと顔を輝かせると、
「結構かわいい顔してるじゃない。
合格!」
と、言った。
「と、自己紹介しとくわね。
私は ロゼット=イシュタル特級中尉よ。
機関士をしてるわ。
ロゼって呼んでね☆」
そう言って彼女はパチッとウインクをした。
なんだか色気がだだもれてるような雰囲気にドギマギしてしまうが、一応聞いてみる。
「えーと、ロゼ。
合格基準は?」
「好みかどうか。」
「…。」
隣ではジョカがこめかみを抑えている。
アリアは続ける。
「カーリーは?」
「…いい方のようですね。わたくしも歓迎いたしますわ。」
答えたのは中東系の顔立ちで不思議な服を着た女性だ。
黒髪を首の後ろでお団子にし、白いローブのような服(後に“サリー”という民族衣装であると聞く。)を身に付けている。
小麦色の肌に穏やかな笑みを浮かべた優しい顔。
彼女も俺の顔を静かに見つめる。
「…貴方の未来には光がみえますわ。
とっても強い光…。
…それに近付けるよう頑張ってください。」
甘いコロンの香りが鼻をくすぐる。
彼女は暫くそうしていたが、パッと顔を輝かせると、
「結構かわいい顔してるじゃない。
合格!」
と、言った。
「と、自己紹介しとくわね。
私は ロゼット=イシュタル特級中尉よ。
機関士をしてるわ。
ロゼって呼んでね☆」
そう言って彼女はパチッとウインクをした。
なんだか色気がだだもれてるような雰囲気にドギマギしてしまうが、一応聞いてみる。
「えーと、ロゼ。
合格基準は?」
「好みかどうか。」
「…。」
隣ではジョカがこめかみを抑えている。
アリアは続ける。
「カーリーは?」
「…いい方のようですね。わたくしも歓迎いたしますわ。」
答えたのは中東系の顔立ちで不思議な服を着た女性だ。
黒髪を首の後ろでお団子にし、白いローブのような服(後に“サリー”という民族衣装であると聞く。)を身に付けている。
小麦色の肌に穏やかな笑みを浮かべた優しい顔。
彼女も俺の顔を静かに見つめる。
「…貴方の未来には光がみえますわ。
とっても強い光…。
…それに近付けるよう頑張ってください。」
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