月光のなかで微笑む貴女へ・・・
#01 出会い「主人公・今」
「以上で、第三回ブリテンダウン魔法学園入学式を終わります。新入生は退場してください。保護者の方にはこの後色々な説明がありますので、そのままでお願いします。」
中年の教師がそう言うと、特進クラスから順に退場していった。進学クラスの番になりきびきびと体育館から出て行き、校舎内に入ったところで緊張から解放された所為か、周囲の生徒たちが一斉に喋りだした。
そしてその中に俺はいた。
「ぷはぁ〜、終わった。終わった。やっぱかたいのは嫌だねぇ〜。」
俺は上着のファスナーを開けながら、隣にいる女生徒にぼやいた。
「ラグは斜に構えすぎなんです。もっとシャンとして下さい!」
彼女はつんとした態度で言葉を返してきた。彼女の名はヘカテリーナ・シャーロット・ルーセ。俺の幼馴染みで自慢の恋人でもある。
俺はふと、彼女との出会いを思い返していた。彼女と初めて出会ったのは、中二の一学期の始業式だった。彼女は転校生として俺の在学していた中学にやってきた―――
「以上で、第三回ブリテンダウン魔法学園入学式を終わります。新入生は退場してください。保護者の方にはこの後色々な説明がありますので、そのままでお願いします。」
中年の教師がそう言うと、特進クラスから順に退場していった。進学クラスの番になりきびきびと体育館から出て行き、校舎内に入ったところで緊張から解放された所為か、周囲の生徒たちが一斉に喋りだした。
そしてその中に俺はいた。
「ぷはぁ〜、終わった。終わった。やっぱかたいのは嫌だねぇ〜。」
俺は上着のファスナーを開けながら、隣にいる女生徒にぼやいた。
「ラグは斜に構えすぎなんです。もっとシャンとして下さい!」
彼女はつんとした態度で言葉を返してきた。彼女の名はヘカテリーナ・シャーロット・ルーセ。俺の幼馴染みで自慢の恋人でもある。
俺はふと、彼女との出会いを思い返していた。彼女と初めて出会ったのは、中二の一学期の始業式だった。彼女は転校生として俺の在学していた中学にやってきた―――
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