ファントムキッズ(3)
「まず、“できそう”な、できるだけ若い奴のアパートのポストに手紙とメモを入れる。メモの内容はこうだ、“この手紙を、誰でもいいからとにかくでかい奴に渡せ。渡したらご褒美をあげます”手紙を渡すだけでご褒美が貰えるんだ。誰だってやるだろ?とくに馬鹿なガキはな。で、手紙の内容はこう、“日曜日の午後一時半に、駅前のデパートの二階のエレベーター前から、駅のトイレまで走り抜けてください。その時、上下は黒い衣装で。できたら百万円あげます”これで完了。あとは黒田を三階に呼び出して、一回のエレベーター内で一時半に殺す。二階で降りて、逃げる!」
「すごいが、そう簡単に行くか?誰かしらおまえを目撃するはずだ。」
青年は、椅子をくるくる回しながら、笑った。
「まぁね、でも心配ないさ。あの時エレベーターには黒田が乗った後“故障につき点検中”の張り紙を張っといたから誰も乗らない。二階と三階にもね。俺は整備員の格好で、しかも一番怪しいのは黒尽くめの大男だろ?だれも俺なんか見てないさ。張り紙のせいで少し発見は遅れたからその間に逃げられた。」
青年は最後ににこっと笑い、ピースサインを掲げた。
「すごいが、そう簡単に行くか?誰かしらおまえを目撃するはずだ。」
青年は、椅子をくるくる回しながら、笑った。
「まぁね、でも心配ないさ。あの時エレベーターには黒田が乗った後“故障につき点検中”の張り紙を張っといたから誰も乗らない。二階と三階にもね。俺は整備員の格好で、しかも一番怪しいのは黒尽くめの大男だろ?だれも俺なんか見てないさ。張り紙のせいで少し発見は遅れたからその間に逃げられた。」
青年は最後ににこっと笑い、ピースサインを掲げた。
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