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四つ葉のクローバー

[496]  ひかる 未来  2007-06-05投稿
小学校6年の頃、四つ葉のクローバーを好きな人と一緒に探すのが女子の中で流行っていた。
四つ葉のクローバーを一緒に探して見つかった時、好きな人に告白すると100%成功するというものだった。
私も好きな人が居たから勇気を出して?一緒に探そう?と誘ってみた。
だけどそれは失敗に終わっていった。
その日、私の好きな人は待ち合わせ場所の公園には来てくれなかった。
それからは、片思いのまま時が過ぎていった。

5年が経って私は高校2年になった。
「おはよう!」
「…おはよう。」
「ぅわ!テンション低くッ!」「うるさいッ!ガキッ!」「ッんだとぉ〜だからモテねえんだよぉ!貧乳!」
ドンッと幼なじみの足を踏みつけた。
「…!?ッテェ〜!何すんだよ!菊!」
「フンッ、当然の報いよ!」
「可愛くねぇー奴!」
「ばぁーか!」
私の名前は七瀬菊。顔は普通で明るく活発な女の子。そして、私とケンカしているのが幼なじみの麻生慎二。顔はまあまあカッコイイほうでやんちゃな男の子。
ムカつくけど私の好きな人。
朝、登校しながらケンカする、それが二人の中では当たり前で学校でもそんな感じだった。

でも、私達はこんなにケンカばっかりするような仲じゃなかった。小学校6年の春までは…。
つづく

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