四つ葉のクローバー?
あの出来事から優しかった慎二は意地悪になって、素直だった私は素直じゃなくなった。
でも、幼なじみで友達という関係は終わらなかった。
最近、慎二は女子に人気がある。
冬の終わり頃、進級間近の季節に教室で昼休みにいつものケンカをしていた。
その時に後輩の女子に慎二が呼び出された。
「わりぃー。後輩の子が俺の事呼んでっから、ちょい、行ってくるわ♪」「ふ〜ん…」
「おッ、寂しいか?(笑)」
「ばぁーかぁ!」
菊はおもしろくなかった。
多分、慎二を呼び出した女の子は慎二に告白するのだと分かっていたから…。
?行かないで?ッて止めたかったけど、私はただの幼なじみで友達だから止める権利なんかなかった…。
昼休みの終わりを告げるチャイムがなって慎二が教室に戻ってきた。
菊はどうして呼び出されたか慎二に聞きたかったけど聞けなかった。
そんな菊の顔を見て慎二がニッコリ笑った。
「俺、告られちゃった♪」
「あっそ…良かったね…」
慎二の笑顔はいつまでにもまして優しくて綺麗な笑顔だった。
そんな笑顔が菊には辛かった。
「あの後輩の子、よく知らないけどすごく素直で可愛いし、断る理由なんてないんだよねぇ〜。付き合っちゃおっかなぁ?」
つづく
でも、幼なじみで友達という関係は終わらなかった。
最近、慎二は女子に人気がある。
冬の終わり頃、進級間近の季節に教室で昼休みにいつものケンカをしていた。
その時に後輩の女子に慎二が呼び出された。
「わりぃー。後輩の子が俺の事呼んでっから、ちょい、行ってくるわ♪」「ふ〜ん…」
「おッ、寂しいか?(笑)」
「ばぁーかぁ!」
菊はおもしろくなかった。
多分、慎二を呼び出した女の子は慎二に告白するのだと分かっていたから…。
?行かないで?ッて止めたかったけど、私はただの幼なじみで友達だから止める権利なんかなかった…。
昼休みの終わりを告げるチャイムがなって慎二が教室に戻ってきた。
菊はどうして呼び出されたか慎二に聞きたかったけど聞けなかった。
そんな菊の顔を見て慎二がニッコリ笑った。
「俺、告られちゃった♪」
「あっそ…良かったね…」
慎二の笑顔はいつまでにもまして優しくて綺麗な笑顔だった。
そんな笑顔が菊には辛かった。
「あの後輩の子、よく知らないけどすごく素直で可愛いし、断る理由なんてないんだよねぇ〜。付き合っちゃおっかなぁ?」
つづく
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