ドアーズ・6
7月24日―\r
「やっぱり、このマンション早く出よう!何処でもいいから、早く出よう。」
昨日の件があって、私を1人にするのは心配だと仕事を休んで彼は、一緒にいてくれた。
「ん〜。でも俺は聞いてないからなぁ…。イタズラかもしれないし。」
彼は、未だに信用していないような口調で話す。
【ピンポ〜ン】
玄関のチャイムが鳴る。
チャイムにビクつく程、私の神経は過敏になっていた。
彼がチェーンを外しドアを開ける。下の階の人が、来ていた。
「こんにちは。知ってるかと思って…上の階の方、殺されたらしいですよ。夫婦で仲良かったのにね〜」
それを伝えて、下の方は階段を下がって行った。
「もう、嫌!!私、本当に出ていく!!」
昨日の電話は、上の階の人の悲鳴かもしれない。
前にドアを開けてきたのは、上の方と間違えたのかもしれない…。
それか、もしかしたら…次に殺されるのは、私かもしれない…!!
荷物を、乱雑にまとめ始める。
「分かったよ。じゃぁ、知り合いの家にお邪魔しよう。海外に出張に行ってるから、その間使えるから。」
彼の幼馴染みの家に行く事にした。
荷物をまとめ終わる頃、
【ピンポ〜ン】
また、チャイムが鳴る。玄関に出るとマンションの大家が来ていた。
「こんにちは。この度は、すみませんでした。上の階の人が、殺害されたそうで。今、警察などが調べていますので。」
「いや、何かうちのが、変な人が玄関を開けてきた。とか、変な事言ってて。それで今回上の階の人が殺害されたらしくて、神経が病んできてるみたいだから、落ち着くまで違う所に行くので。」つづく
「やっぱり、このマンション早く出よう!何処でもいいから、早く出よう。」
昨日の件があって、私を1人にするのは心配だと仕事を休んで彼は、一緒にいてくれた。
「ん〜。でも俺は聞いてないからなぁ…。イタズラかもしれないし。」
彼は、未だに信用していないような口調で話す。
【ピンポ〜ン】
玄関のチャイムが鳴る。
チャイムにビクつく程、私の神経は過敏になっていた。
彼がチェーンを外しドアを開ける。下の階の人が、来ていた。
「こんにちは。知ってるかと思って…上の階の方、殺されたらしいですよ。夫婦で仲良かったのにね〜」
それを伝えて、下の方は階段を下がって行った。
「もう、嫌!!私、本当に出ていく!!」
昨日の電話は、上の階の人の悲鳴かもしれない。
前にドアを開けてきたのは、上の方と間違えたのかもしれない…。
それか、もしかしたら…次に殺されるのは、私かもしれない…!!
荷物を、乱雑にまとめ始める。
「分かったよ。じゃぁ、知り合いの家にお邪魔しよう。海外に出張に行ってるから、その間使えるから。」
彼の幼馴染みの家に行く事にした。
荷物をまとめ終わる頃、
【ピンポ〜ン】
また、チャイムが鳴る。玄関に出るとマンションの大家が来ていた。
「こんにちは。この度は、すみませんでした。上の階の人が、殺害されたそうで。今、警察などが調べていますので。」
「いや、何かうちのが、変な人が玄関を開けてきた。とか、変な事言ってて。それで今回上の階の人が殺害されたらしくて、神経が病んできてるみたいだから、落ち着くまで違う所に行くので。」つづく
感想
- 7248: 作者です。6話の最後のセリフは彼のセリフです。分かりにくくて、すみませんm(_ _)m [2011-01-16]