携帯小説!(PC版)

トップページ >> ホラー >> 無責任万万歳!(2)

無責任万万歳!(2)

[356]  ギトー  2007-06-05投稿
僕は今、覆面パトカーで護送されている。

実に信じがたい出来事に、ただ窓に映る見慣れた風景を追っていた。
運転しているのは久保刑事(若いほう)で、左後部座席に坂井刑事(ベテラン?)が腰掛けている。その横の僕のほうにちらちらと目を向けては、手元の資料を確認している。

(なんでこんなことに…)


逮捕すると突然言われて、思わず、「ハイ?」と聞き返してしまった。一瞬、頭がフリーズしたのだ。
「逮捕状も出てるから、早く準備してね」年上の刑事が言う。若いほうは足元に置かれていたアタッシュケースから、用紙を取り出す。
それを見て絶句した。
逮捕状。キッチリと名前から住所まできめ細かに印されている。僕は間違いなく逮捕される予定みたいだ。しかし、何故?

僕は生まれて19年、やましいことなどまったく無いと自信をもっていた。小中学校と役員は欠かさずやっていたし、近所のオバサンに「正義感あふれる子」と言わしめたくらいのいい子であったのだ。
大学受験には失敗したが…

感想

感想はありません。

「 ギトー 」の携帯小説

ホラーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス