四つ葉のクローバー?
「あっそ!いいねぇ〜ラブラブで。」
「羨ましいだろぉ?」
「…全然!」
毎日がそんな感じになってちょうど春が間近になった頃、菊は同級生の男子に話があるからと呼び出された。
「何?話って。」
「俺、2の1の高瀬明っていうんだけどその…前から七瀬さんの事、好きだったんだ。俺と付き合ってくれないかな?
返事は放課後までに考えてくれればいいし…」
話の内容は意外なものだった。
これまで告白とかされた事がなかった菊は自分でも告白されるんだとびっくりな気持ちでいっぱいだった。
それに高瀬君は見た目もカッコイイし硬派で優しいし菊には断る理由なんてなかった。
「うん…いいよ。」
思わず返事をしてしまった。
高瀬君の事はよく知らなかったけど高瀬君と付き合う事で慎二への気持ちを忘れられる気がした。
菊は授業中に事のすべてを慎二に話した。
「何だってぇ!?高瀬と付き合う!?」
「うん。だって付き合わない理由なんてないでしょ?」
「でも!付き合わない理由なんてないのは分かるけどさ菊は高瀬の事、好きなのかよ?」
いつもは意地悪でやんちゃなはずの慎二はいつになく真剣な顔していた。
菊は慎二の問いにどう答えればいいか分からなかった。
つづく
「羨ましいだろぉ?」
「…全然!」
毎日がそんな感じになってちょうど春が間近になった頃、菊は同級生の男子に話があるからと呼び出された。
「何?話って。」
「俺、2の1の高瀬明っていうんだけどその…前から七瀬さんの事、好きだったんだ。俺と付き合ってくれないかな?
返事は放課後までに考えてくれればいいし…」
話の内容は意外なものだった。
これまで告白とかされた事がなかった菊は自分でも告白されるんだとびっくりな気持ちでいっぱいだった。
それに高瀬君は見た目もカッコイイし硬派で優しいし菊には断る理由なんてなかった。
「うん…いいよ。」
思わず返事をしてしまった。
高瀬君の事はよく知らなかったけど高瀬君と付き合う事で慎二への気持ちを忘れられる気がした。
菊は授業中に事のすべてを慎二に話した。
「何だってぇ!?高瀬と付き合う!?」
「うん。だって付き合わない理由なんてないでしょ?」
「でも!付き合わない理由なんてないのは分かるけどさ菊は高瀬の事、好きなのかよ?」
いつもは意地悪でやんちゃなはずの慎二はいつになく真剣な顔していた。
菊は慎二の問いにどう答えればいいか分からなかった。
つづく
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