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最後の愛?

[147]  南野 柳  2007-06-07投稿
「・・・残念だけど、病気は悪化してる。長くて一年の命だね。」
「・・・そうですか。まぁ、あの時・・・三年生きれたらいいって言われて、二年生きれたので・・・いいと思ってます。」
「・・・恋人には言ったのかい?」
「恋人じゃないですっ!」「おや?違うのかい?いつも、楽しそうに男の話をしてくれるじゃないか。」
「・・・ダメなんです。
恋人になったら・・・私が死んだとき、今よりアイツが悲しみます。・・・嫌なんです。私は大切な人を失う悲しみは・・・よく分かってるつもりです。」
「・・・ああ。有里さんは、前に恋人を交通事故でなくしたんだったね。」
「・・・はい。」
そこで会話は途切れた。
健吾は言葉が出なかった。『ガラッ・・・』
「・・・失礼しました。
っ!!健吾っ!?なんで・・・っ!!」
健吾は有里の顔を見た。
少し涙目だった。
「・・・ずっと・・・俺に黙ってたのか?」
「!!・・・聞いてたのっ!?」
「・・・ああ。・・・死ぬのか?なんでっ!?」
「仕方ないの。」
「・・・だから・・・付き合ってくれないのか!?」「・・・そうよっ!あんな思い・・・っ!健吾にさせたくないっ!」
「・・・有里。」

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