最後の愛?
「・・・有里。有里は俺と思い出作りたくないの?」「作りたいわよ!」
有里は目に涙をたっぷり浮かべて言う。
「作りたい!作りたいけどっ!!」
涙は溢れて、頬をつたって流れ落ちる。
「仕方ないじゃないっ!!健吾を悲しませたくないし、何より・・・私が・・・健吾とずっと一緒にいたくなるっ!!だってっ!!」徐々に有里の声は大きくなる。患者は何事かと集まってくる。
「だってっ!!私っ・・・私だって、健吾のこと好きだものっ!!」
病院内に沈黙が流れる。
「・・・いいよ。有里。付き合おう。」
「だって・・・聞いてたんでしょう?私の命は・・・。」
「いいよ。別にいいよ。」「でもっ・・・。」
「じゃあ・・・俺。泣かない。笑って有里を送り出すよ。・・・それでいい?」「・・・約束して。」
「うん。」
二人は小指を結んだ。
この繋がった小指がずっと離れなければいいのに。
・・・そう思いながら。
二人は病院を追い出されて、(騒いだからというのは、言うまでもない。)近くの喫茶店に向かった。
今度はしっかりと手を繋いで。離れたりしないように。
「健吾。私ね。いろんなことがしたいの。それに付き合ってくれる?」
「ああ。ずっと。」
有里は目に涙をたっぷり浮かべて言う。
「作りたい!作りたいけどっ!!」
涙は溢れて、頬をつたって流れ落ちる。
「仕方ないじゃないっ!!健吾を悲しませたくないし、何より・・・私が・・・健吾とずっと一緒にいたくなるっ!!だってっ!!」徐々に有里の声は大きくなる。患者は何事かと集まってくる。
「だってっ!!私っ・・・私だって、健吾のこと好きだものっ!!」
病院内に沈黙が流れる。
「・・・いいよ。有里。付き合おう。」
「だって・・・聞いてたんでしょう?私の命は・・・。」
「いいよ。別にいいよ。」「でもっ・・・。」
「じゃあ・・・俺。泣かない。笑って有里を送り出すよ。・・・それでいい?」「・・・約束して。」
「うん。」
二人は小指を結んだ。
この繋がった小指がずっと離れなければいいのに。
・・・そう思いながら。
二人は病院を追い出されて、(騒いだからというのは、言うまでもない。)近くの喫茶店に向かった。
今度はしっかりと手を繋いで。離れたりしないように。
「健吾。私ね。いろんなことがしたいの。それに付き合ってくれる?」
「ああ。ずっと。」
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