四つ葉のクローバー?
菊は雨の事を気にせず、すぐに慎二のもとに駆け寄った。
「慎二!大丈夫ッ?…、ねぇ…大丈夫?」
「…ッ…菊か?………だ…いじょ…ぶだよ…」
慎二は顔が赤かった。
おかしいと思い菊は慎二のおでこに手を当ててみた。
「ひどい熱…。
大丈夫なわけないじゃん!こんなずぶ濡れになって!」
菊は周りの人を呼ぼうと思ったが周りには誰も居なくて、仕方ないと思い慎二をおんぶした。
「…ッ。しっかり掴まっててね!慎二。」
「…バカ!運べる…わけ…ねぇ…だろ!」
「仕方ないじゃん!緊急なんだから!」
慎二はすっかりぐったりしていて話すのもやっとだった。そんな慎二を一生懸命、保健室へ運んだ。
慎二が気が付いた時には自分の家で寝ていた。体のだるさもすっかり無くなって気分が良かった。そしてベットの下では疲れっきてぐっすりと眠っている菊が居た。
どうやら着替えも、熱さまシートを貼ってくれたのも全部、菊がしてくれたようだ。
慎二は菊の寝顔を見て笑いながら菊の頭を撫でた。
その時、菊が目を覚ました。
「んっ…あれ?慎二…おはよぉ。」
「おはよぉ。
…菊が一晩、看病してくれてたんだな。ありがと。」
慎二はすごく優しい笑顔を向けた。
つづく
「慎二!大丈夫ッ?…、ねぇ…大丈夫?」
「…ッ…菊か?………だ…いじょ…ぶだよ…」
慎二は顔が赤かった。
おかしいと思い菊は慎二のおでこに手を当ててみた。
「ひどい熱…。
大丈夫なわけないじゃん!こんなずぶ濡れになって!」
菊は周りの人を呼ぼうと思ったが周りには誰も居なくて、仕方ないと思い慎二をおんぶした。
「…ッ。しっかり掴まっててね!慎二。」
「…バカ!運べる…わけ…ねぇ…だろ!」
「仕方ないじゃん!緊急なんだから!」
慎二はすっかりぐったりしていて話すのもやっとだった。そんな慎二を一生懸命、保健室へ運んだ。
慎二が気が付いた時には自分の家で寝ていた。体のだるさもすっかり無くなって気分が良かった。そしてベットの下では疲れっきてぐっすりと眠っている菊が居た。
どうやら着替えも、熱さまシートを貼ってくれたのも全部、菊がしてくれたようだ。
慎二は菊の寝顔を見て笑いながら菊の頭を撫でた。
その時、菊が目を覚ました。
「んっ…あれ?慎二…おはよぉ。」
「おはよぉ。
…菊が一晩、看病してくれてたんだな。ありがと。」
慎二はすごく優しい笑顔を向けた。
つづく
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