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チキンソウル〜1〜

[824]  鉛筆野郎  2007-06-10投稿
僕は今、仙台にいる。動物が好きで動物の勉強をしている。もちろん一人暮らしだ!!北海道から通える訳がない!!僕が動物を好きな訳はただかわいいからとゆう理由だけじゃない。一生懸命に育てた生き物たちが言う事を聞いてくれるのが誰よりも、何よりも生きがいに感じているからだ。
今は学校帰りだ。明日の新入生の入学式の準備が終わって疲れきっている。フラフラだ…その時、二人組の不良の一人と肩がぶつかった!!ストレスもたまっていたので僕は不良を睨みつけてしまった。もちろん不良もキレて僕の胸ぐらを掴んだ!!
『なんだその目つきは!!殺されてぇのか?あぁ!?』
あまりの恐さに僕は泣きそうになる。
『…すっ…すいませんでした…』
その直後僕は痛恨のボディブローをくらってその場に倒れた。
『この腰抜けが!!』
そう言って不良は僕から去っていった。(情けない…)心の中でそう言いながら僕は泣いた…。僕は…弱虫だ…
〜チキンソウル〜
僕の名前は矢神太気(やがみだいき)。中学生の頃から剣道をしていた。父親がやっていたのでなんとなくやってみようと思ったから始めてみただけである。自慢じゃないがスポーツ全般そこそこできる!!剣道もやってみて嫌いではない。汗臭いスポーツだが、勝った時は気持ちがいい!!それは剣道に限らないと思うが…。そんなこんなで僕はそれなりに頑張って練習をした。しかしそう簡単には勝てないものだ…中学生の時の成績は下の上ってとこだ。北海道大会で三回戦負けが最高だ。しかしなぜだろう…?名門4校からオファーがかかった!!強くなれる素質があるのだろうか?そう思ってしまって僕は高校も剣道をやる決意をした。僕は自惚れていた。
オファーがかかった高校の一つ、私立西海高校(せいかいこうこう)を滑り止めとして受けた。見事合格!!勉強は大嫌いなので下のランクだ。つまりもしこの高校へ行くとしたら1番馬鹿クラスで授業を受けることになる。そして本命、名門中の名門!!天道高校(てんどうこうこう)だ。インターハイの常連で団体・個人共にチャンピオンに輝いた事も幾度もある。絶対に合格してやる!!気合い十分で受験に望んだ!!後は結果を待つだけだ。
僕は頭のなかで何回も天道高校で天下をとる事を想像していた。その度に気合いが高まる。そして待ちに待った結果発表!!結果はダメだった…。結局馬鹿はオファーがかかってもダメだ…弱虫は叫んで泣いた…。

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