守護の青花‐0
5月の満月の夜。
異変が始まったのはその日の事だった。
私はいつも通りテレビを見ていつも通りお風呂に入っていつも通り友達とメールをして12時過ぎに寝た。
そこまでは普通だった。
私は気が付くと、辺り一面真っ白な世界で寝ていた。
しばらくして私は体が全く動かない事に気が付いた。
いくら動こうとしてもピクリとも動かない。
しばらく動かない体と奮闘していると、目の前に彼岸花がスウッと現れた。
真っ白な世界にただ一つ咲くその赤い花は寂しく、私はそして儚い美しさを感じた。
「綺麗…」
私がそう言った瞬間、
大量の彼岸花が突然現れた。
そしてその彼岸花達は私を取り囲む様に私に近付いて来る。
そしてその彼岸花は血塗れの腕へと変わった。
その腕は
私の腕を
足を
腹を
尻を
胸を
そして首を掴み私を引きずり込む。
「君ハ僕ノ物他ダ…放サナイ…一ツニナロウ…」
低い男の声が聞こえてきて白い世界は黒い世界へと変わり
夢はいつもそこで終わる。
それから毎日その夢を見る様になった。
夢を見ないように一晩中起きてようとしても睡魔に襲われてあの夢を見てしまう。
そして異変はこれだけではなかった。
いつも私が学校へ通うのに通る通学路。
そこに突然彼岸花が咲き始めた。
9月に咲く筈なのにおかしい…
しかも同じ通学路を通る友達は見えて無いらしく見えるのは私只一人…しかも夜に咲いて朝には跡形も無く消えている…
そして今日授業が終わり、下駄箱に来てみると、一輪の青紫の花が置いてあった。
その時一緒に居た昔華道をやっていた友達がその花はブローディアと言って『守護』という花言葉があると教えてくれた。
私はその不思議な美しさに惹かれて自分の部屋にブローディアを花瓶で飾る事にした。
そして守護という花言葉に何か不思議なものを感じた。
そして私は友達とメールをした後、突然いつもより強烈な睡魔に襲われて意識を失った。
異変が始まったのはその日の事だった。
私はいつも通りテレビを見ていつも通りお風呂に入っていつも通り友達とメールをして12時過ぎに寝た。
そこまでは普通だった。
私は気が付くと、辺り一面真っ白な世界で寝ていた。
しばらくして私は体が全く動かない事に気が付いた。
いくら動こうとしてもピクリとも動かない。
しばらく動かない体と奮闘していると、目の前に彼岸花がスウッと現れた。
真っ白な世界にただ一つ咲くその赤い花は寂しく、私はそして儚い美しさを感じた。
「綺麗…」
私がそう言った瞬間、
大量の彼岸花が突然現れた。
そしてその彼岸花達は私を取り囲む様に私に近付いて来る。
そしてその彼岸花は血塗れの腕へと変わった。
その腕は
私の腕を
足を
腹を
尻を
胸を
そして首を掴み私を引きずり込む。
「君ハ僕ノ物他ダ…放サナイ…一ツニナロウ…」
低い男の声が聞こえてきて白い世界は黒い世界へと変わり
夢はいつもそこで終わる。
それから毎日その夢を見る様になった。
夢を見ないように一晩中起きてようとしても睡魔に襲われてあの夢を見てしまう。
そして異変はこれだけではなかった。
いつも私が学校へ通うのに通る通学路。
そこに突然彼岸花が咲き始めた。
9月に咲く筈なのにおかしい…
しかも同じ通学路を通る友達は見えて無いらしく見えるのは私只一人…しかも夜に咲いて朝には跡形も無く消えている…
そして今日授業が終わり、下駄箱に来てみると、一輪の青紫の花が置いてあった。
その時一緒に居た昔華道をやっていた友達がその花はブローディアと言って『守護』という花言葉があると教えてくれた。
私はその不思議な美しさに惹かれて自分の部屋にブローディアを花瓶で飾る事にした。
そして守護という花言葉に何か不思議なものを感じた。
そして私は友達とメールをした後、突然いつもより強烈な睡魔に襲われて意識を失った。
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