もう恋はしない《番外編》?
『俺を好きだと言え!』
『止めて下さい、ご主人様っ』
そして、嫌がるメイドの唇を無理矢理に奪う…。
「カット!!沙野子さん、そこ、もっと顔を背ける!」
大和中学の演劇部、部室にて又もやダメ出しされる、うち…。
「孝志ウルサイ〜(泣)」
ちょっとぐらいえぇやん!
「孝、少し休憩しよう」
主人役の池成が苦笑いで言うと、孝志も少し考えて頷いた。
タオルを持って来た未来に礼を言うて周りに背を向けて尋ねる。
「なぁ、アイツ何であんなにうるさいん?」
もちろん孝志の事や。
「…大田君、演劇が本当に大好きなんです。もちろん今回が最後だからって言うのもあると思いますけど…。」
(ふぅ〜ん…)
何げに孝志の方を見る。
皆それぞれ休憩して寛いでんのにアイツだけ台本に何か書いとる。
「凄いですよね」
未来の発言に
「何が?」
と答える。
「普段はほわ〜っとしてるのに、演劇の事になったら阿部さんみたいな目上の人にでもビシッと言える。カッコイイです!」
そうか?と突っ込みたい所やけど、未来の孝志に対する視線が他と明らかに違う事に気付いて黙る。
(物好きもヤッパおるねんな)
水入ったのコップ片手にぼんやり考えた。
『止めて下さい、ご主人様っ』
そして、嫌がるメイドの唇を無理矢理に奪う…。
「カット!!沙野子さん、そこ、もっと顔を背ける!」
大和中学の演劇部、部室にて又もやダメ出しされる、うち…。
「孝志ウルサイ〜(泣)」
ちょっとぐらいえぇやん!
「孝、少し休憩しよう」
主人役の池成が苦笑いで言うと、孝志も少し考えて頷いた。
タオルを持って来た未来に礼を言うて周りに背を向けて尋ねる。
「なぁ、アイツ何であんなにうるさいん?」
もちろん孝志の事や。
「…大田君、演劇が本当に大好きなんです。もちろん今回が最後だからって言うのもあると思いますけど…。」
(ふぅ〜ん…)
何げに孝志の方を見る。
皆それぞれ休憩して寛いでんのにアイツだけ台本に何か書いとる。
「凄いですよね」
未来の発言に
「何が?」
と答える。
「普段はほわ〜っとしてるのに、演劇の事になったら阿部さんみたいな目上の人にでもビシッと言える。カッコイイです!」
そうか?と突っ込みたい所やけど、未来の孝志に対する視線が他と明らかに違う事に気付いて黙る。
(物好きもヤッパおるねんな)
水入ったのコップ片手にぼんやり考えた。
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