夜とあなたとあたしの匂い?
曖昧な関係がホントはダメだなんて、そんなのよく分かってた。それでもあたしたちは相変わらず二人でいた。俗に言う、“友達以上恋人未満”。 周りの友達からは、二人はとっくに付き合っていると思われていたし、実際、あたしもそう思いそうになってしまっていた。
でも、ふと考える時があって、結論にたどり着く。あたしたちはあの夜から彼氏彼女にはなれずに、時だけを過ごしていた、と。
曖昧なまま続いてきた関係にも、いつかは終わりがくることが、あたしはすごく怖かった。いつの間にか、あたしは引き返すことができないほどに、あなたを好きになっていた。
4回目の誕生日。今年もあなたが祝ってくれた。気付けばあたしはもう23になっていて、あなたももう29。何だか変な気分だった。
深夜0時を過ぎて、23歳と1日。 あたしはあなたに2度目の告白をした。何でこのタイミングだったのかは、未だに分からない。隣にいるあなたを見ていたら、自然に言葉に出ていた。
「好きだよ。りょうちゃんの彼女になりたい。」
でも、ふと考える時があって、結論にたどり着く。あたしたちはあの夜から彼氏彼女にはなれずに、時だけを過ごしていた、と。
曖昧なまま続いてきた関係にも、いつかは終わりがくることが、あたしはすごく怖かった。いつの間にか、あたしは引き返すことができないほどに、あなたを好きになっていた。
4回目の誕生日。今年もあなたが祝ってくれた。気付けばあたしはもう23になっていて、あなたももう29。何だか変な気分だった。
深夜0時を過ぎて、23歳と1日。 あたしはあなたに2度目の告白をした。何でこのタイミングだったのかは、未だに分からない。隣にいるあなたを見ていたら、自然に言葉に出ていた。
「好きだよ。りょうちゃんの彼女になりたい。」
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