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チキンソウル〜3〜

[485]  鉛筆野郎  2007-06-11投稿
僕は自信なさげに
『大丈夫!!頑張るよ』と言った。健吾も応援してるからなと言ってくれた。僕達は中学校を後にした。

高校に入学する前の春休みに練習に呼ばれた。一応オファーがかかっていたので、顧問の先生から電話があって決定した事だ。僕が通ってた中学校は家から自転車で20分程度で、西海はそこから10分程度だ。仮に天道に行ったとしても西海と逆方面で家から自転車で25分程度だった。練習当日。西海まで自転車で通うつもりだが今日は防具があったので母親の車で学校へ向かった。
『頑張ってきてね』
母親がそう言って帰った後僕は道場に向かった。
『こっ…こんにちは!!』
僕は先輩や同級生などに挨拶をした。僕の第一印象は、暗い、笑顔がない、やる気を感じられない。マイナスばっかりだ。三年生は男子3人女子3人。二年生は男子8人女子4人。そして、我等が一年生は男子5人女子3人。合計26人で道場にちょうど入るくらいだ。『新入生?じゃあこっちで着替えて』
ちょっと怖い感じで先輩から指示をうけた。その時。
『こんにちは!!!!!!』先輩達の大きな声が道場にひびく。顧問の日向先生だ。存在がもぅ恐ろしい。僕はちょっと震えている。先輩達は急に脅えながらキビキビ動く。僕達新入生も何かを感じてキビキビ動く。
地獄は準備体操をから始まった。中学校では出した事もないくらい大きな声で、
『1!!2!!3!!4!!』部長の木梨さんの号令の後に
『5!!6!!7!!8!!』声だけで疲れたのは初めてだ…。
『おぃ木梨!!』
先生が部長を呼ぶ。
『バカヤロォ!!!!』
いきなり部長の顔面を殴る。
『昨日ちゃんと掃除したんじゃねぇのか!?』『はい!!やりました!!』
『じゃあなんで埃がこんなにあるんだ!!?どうせまたさぼって遊んでたんだろ!!』
『いえ!!ちゃんとやりました!!』
そんなやりとりがしばらく続き、木梨さんは一時間の素振りの罰をうけた。酷い…こんな中で僕は二年半練習をしなきゃいけないのか…。弱虫の僕は逃げたくなる。

なんとか今日の練習を耐えきった。新入生は軽めの練習で終わった。しかし、先輩たちはかなり疲れきっている…。たった一日の練習でかなり体力をつかったみたいだ…。
(また明日も練習だ…軽めのはずなのに身体中が痛い…嫌だ…)
心の中でも弱音をはく…こうして地獄の高校生活ははじまった。

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