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『心の穴』

[173]  2007-06-13投稿
心に、『あな』を感じたことが、あるだろうか。

ぽっかり、風が通るような穴…

なんだかすっきりしないのは、きっとその穴のせい。おさまりが悪い感じ

目をつぶると、その穴を感じる。そう、「見える」と、言うのだろうか
真っ暗な空間に、何か形があり、その真ん中辺り、ポツリと小さな穴。

原因は、コレだね

きっと私はこれを埋めたくて埋めたくて、もがいてるんだ。
どうしてあいてしまったか、いつからか、さぁ今となっては、自分でもわからない。
ただ確かなのは、『穴』は埋められる。 と、いうこと。

今は、埋め方を探そう。

必ずしも原因だけが解決方とは、限らないだろう

アロマをたき、ヒーリングミュージックを聴きながら、柔らかい枕にうもれながら、眠りにつく…

次の夜も、目をつぶるが、『穴』を感じる。
それでも、アロマとヒーリングは、私には欠かせない。

足りないものなら、ほんとはわかってる。

でもそれは、自分から手放した。
なくてはならないだろうと、十分わかっていた。でも、手放した。

・・・・・

いつまでも、大切なままにしておきたかったから

私たちが、壊れきって、かけらすら残らなくなる前に、綺麗なまま、この胸に…

だから穴が埋まらないのは、わかってる。

それを感じてても、別に生きてはいける。

ただ、時に痛さを感じるだけ。
眠る前に。

涙がでそうに痛くて、もう、埋めてしまおうかと思ってしまう。
いますぐあなたのところへ、とんでいってしまおうかと。

一緒にいるときは、いつかにあいたであろう私の心の穴は、いつしか埋まってた。
嫌なことがあって、泣いて泣いて、苦しくなっても、この穴を感じたことはなかった。
ちゃんと、そこだけは埋まっていたから。

簡単に埋まるようで、簡単には埋まらない。

簡単にあくようで、そう簡単にはあかない。

複雑なようで単純なのか、それの逆なのかすら、わからなくなるもの。

『人』の力はすごい。

本人だけがどうあがいても、埋められないものを、他人が埋められてしまったり、あけれちゃう。
そんなパワー。

今夜も、まだ埋まらない穴を感じながら、いつものラベンダーアロマに包まれながら、朝を迎えよう

朝は、くるから。

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