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チキンソウル〜5〜

[536]  鉛筆野郎  2007-06-14投稿
僕はお腹を抑えながらアパートに帰る。さっきのパンチがまだ効いていた。痛みがおさまってきたら僕はご飯を作った。料理は好きな方なので毎日作っている。ご飯を食べて少したったら僕はランニングをする。前にも言ったが僕は運動はそこそこ出来る方だ。つまり体を動かすのが好きなので走っているだけだ。ちなみに筋トレと交互にやっている。たまに妥協してしまうが…。そして、お風呂で汗を流し、歯を磨いて1日が終わる。明日は新入生入学式だ。
入学式には時間通り出席した。高校時代朝練で朝早く起きていたので朝は強い。新入生の数は35人。出来立ての専門学校だったのでまだまだ少人数である。僕達の学年は2期生で28人しかいない。
入学式が終わって友達と帰ろうとしたとき、『先輩!!…太気先輩!!』
誰かがこっちに走ってくる。
『お久しぶりっす!!』それはまさしく、中学の時の後輩の黒田友大(くろだともひろ)だった。
『友大じゃないか!!元気だった?』
『もちろんっすよ!!あの…先輩…西海行って剣道辞めちゃったんすか…?』
『…その話はあんまりしないでくれ…』
『あぁ…すいませんでした…』
『そんな事より、お前動物好きだったっけ?小学校の頃、近所の犬に追い掛けられて泣きながら逃げてたじゃないか』
『あれから強くなったんっすよ!!今となっちゃ猛獣使いに近いっすから!!』
僕と友大は小学校の時から友達だ。中学になって僕が剣道部に入ったからといって友大も入って先輩・後輩の関係になった。友大は僕と全く逆の性格をしていた。気が強く、運動センスはずば抜けている。それに…僕と違って顔も良い。噂によれば、友大は天道の剣道部で先鋒のポジションを2年生からキープして全国ベスト8になったらしい。なぜ大学で剣道をしていないのか気になったが、それ系の話をしたくなかったから聞かなかった。
2年目の授業が始まった。お昼の時間は友達と友大とでご飯を食べるようになった。なぜか毎回来るのは友大の方からだった。友達とも相性がいいみたいで安心した。そんなこんなで一週間が過ぎた。友大と一緒にいる時間が増えてくる中で時々友大が何か言いたそうな顔をする。僕はその仕草に気付いていたがあえて何も聞かなかった。そんなある日のお昼。いつものようにみんなでご飯を食べている時に
『太気先輩!!…あの…』
『…ん?』
この先の友大の言葉で、自分の人生が180℃変わる事を…僕は知らない…。

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