携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 恋&愛

恋&愛

[341]  サラ  2007-06-14投稿
「愛してるよ」
聡のこの一言がうれしかった。

聡とは出会い系で知り合った。出会い系で知り合った男は三年で約百人以上。そして彼と今日出会った。決め手は単純に文章の書き方が誠実そうだった事と同い年で職業が公務員だった事。
会ってみて見た目がアレッ?て思った。でも公務員っていうのが見た目より上回っていた。最初なんて大体こんな感覚なあたし。彼はあたしをどう思ったのだろう。とりあえず今度ご飯にでもいこうと約束してバイバイ。家に帰ってふと思った。今まで出会った男は対外H目的だった。あたしはそういう感がいいほうだ。ピンッときた時点で気持ちがバイバイいってる。でも今日逢った聡はなんか今までと違った。男とか関係なく人間と人間の対等な出会いのように感じで出会い系サイト、捨てたもんじゃないと思った。
なんどか遊んでるうちに聡に恋してた。男らしい所、優しい所、ちょっと自分勝手な所、職業を鼻に掛けてない所全部があたしを好きって気持ちにしてくれた。でも自分からなんて絶対告白できない。告白の前例の無いあたし、フラれる恐怖でいっぱいどうしよう。
聡が聞いて来てくれた。
「俺の事どう思う?」
って。たいていこう言う質問をしてくるときはあたしに対して好意をもってくれてる時だと思う。単純にこの時うれしかった。なぜならあたしが受け身の立場になったからだ。絶対そっちの方が楽。
あたしは答えた
「聡とご飯とか遊びにいったりしててすごいやさしくていい人だと思って見てたよ」
あたしはずるい人間だ。確信はにごし遠回しに言って逃げる。聡からの告白を待ってる自分。ずるいよねほんと。終いには自分の口から
「聡はどう思う?あたしの事。」って言ってた。心の中で期待してた。核心に触れてくれることを

「俺は最初逢った時からいいなって思ってたよ」長い沈黙の後
「で、うちらこれからどうしよっか?付き合ってみる?」
〜みる?なんかこのニュアンスがひかかった。試してみる?みたいな中途半端な聞き方。どうしよう?なんて返事したらいいだろう。少し考えたがあたしはただ首を縦に振って返答した。

直感でこの時はまだ聡との未来がずっと続くと思っていた。

感想

感想はありません。

「 サラ 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

新着小説作品

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス