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紅い女神〜五つの国?〜

[245]  おねえ  2007-06-17投稿
「皆、買い被り過ぎだよ。私はエリシア姉様の代わりに過ぎないのだからさ。」

少女は両手を振って否定した。

「はいはい。そういうことにしておきましょ」

国王は照れている少女がどれほどの危機を乗り越えてきたか、わかっていたがそれ以上言わないでおいた。

「そう言えば、1人足りないな」

国王は周りを見回して言った。

「お前の優秀な弟が来てないんだよ」

白銀の髪をした青年が答えた。

「ウリューゼア、リュウの居場所くらい、判るだろ。迎えに行ってくれないか?」

国王は紅い髪の少女に問い掛けた。

「わかりました。行って参ります」

ウリューゼアは仕方ないと言いたげに顔をしかめて踵を返した。

「…行きたいなら、一緒に行っても良いんだぜ、リイシャ」

黒髪の青年が隣にいる蒼い髪の少女に声をかけた。

「呼ばれても行かないわよ。あの二人の間に入る隙なんてないんだから。リキュイア、あなただって行かないでしょ?」

リイシャは両手を大袈裟に広げた。

「それもそうだな」

納得した青年は果物に手を伸ばして答えた。

「あの二人は特別な存在だからな。惹かれ合うのは仕方ないことだな」

国王はにこやかに言った。

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