SORAの中で…‥?
いつものように,門を通り過ぎ,いつものように,靴を脱ぎ,上靴を履く。
そしていつものように,教室へ入り,いつもの席に座る。
全てがいつもと変わらない。でも,それは周りから見た人が感じること。
当の本人は,いつもの心なんて,これっぽっちも持っていなかった。
勝負は放課後で決まる!!
ドキドキしている早紀の元に,春香がやって来た。
「ねぇ―‥…早紀。」
「なぁにぃ―――。」
いつもの様子と違う春香に,早紀はちょっと不思議になった。
「あの‥さぁ。早紀,もしかして……‥告白しようとしてる??」
春香の突然の言葉に,早紀は戸惑った。でも,長年の親友に嘘をつくと言うことは,早紀にとっては,とても苦しいことであった。
(親友だもん。正直に言わなくちゃね!!春香なら,きっと応援してくれる!!!)
早紀は,ちょっと間をおいて,全てを話した。
「うん……‥。あたし,雅也君にね,告白する!!!ずっと思ってたって,何にも変わんないからね!!今日の放課後にするつもり。春香,悪いけど,今日ゎ先に帰ってて!!!」
……‥しばらくの沈黙。
春香の様子は明らかにおかしかった。
目は見開き…‥歯をくいしばり……‥小刻みに震えていた。
「春香???」
「‥‥…あの人には‥‥…」やっと,春香の口から,小さな小さな声が聞こえてきた。
「あの人には,告白しない方がいいよ。」
キッ…‥と雅也を見る。
意外な答えに,早紀は戸惑いを隠せなかった。意味が分からない。早紀の頭の中は,その言葉が繰り返し流れていた。
「どうして?!」
少し口調が強くなってしまった。
そのとたん,ハッ!!と我に返ったように,春香はまたいつもの笑顔の春香に戻った。
「いや‥…何かさぁ,軽そうじゃなぃ???いっつも遊んでるみたいだし!!早紀には,もっと良い人がいるって!!雅也君は,似合わないよ!!!」
そう言って,早紀の肩をポンと叩いた。
……(早紀には似合わないよ)………
その言葉で,早紀の決心は,堅いものとなった。
「そんなの,分かんないじゃん!!!春香なら応援してくれるって思ったのに!!!!」
そう言って,早紀は教室から出ていった。
周りの人たちの目が,春香に向けられた。
「ゴメン,みんな。気にしないで!!」
春香はそう言うと,いそいで早紀を追った。
春香,ゴメンね………‥
そしていつものように,教室へ入り,いつもの席に座る。
全てがいつもと変わらない。でも,それは周りから見た人が感じること。
当の本人は,いつもの心なんて,これっぽっちも持っていなかった。
勝負は放課後で決まる!!
ドキドキしている早紀の元に,春香がやって来た。
「ねぇ―‥…早紀。」
「なぁにぃ―――。」
いつもの様子と違う春香に,早紀はちょっと不思議になった。
「あの‥さぁ。早紀,もしかして……‥告白しようとしてる??」
春香の突然の言葉に,早紀は戸惑った。でも,長年の親友に嘘をつくと言うことは,早紀にとっては,とても苦しいことであった。
(親友だもん。正直に言わなくちゃね!!春香なら,きっと応援してくれる!!!)
早紀は,ちょっと間をおいて,全てを話した。
「うん……‥。あたし,雅也君にね,告白する!!!ずっと思ってたって,何にも変わんないからね!!今日の放課後にするつもり。春香,悪いけど,今日ゎ先に帰ってて!!!」
……‥しばらくの沈黙。
春香の様子は明らかにおかしかった。
目は見開き…‥歯をくいしばり……‥小刻みに震えていた。
「春香???」
「‥‥…あの人には‥‥…」やっと,春香の口から,小さな小さな声が聞こえてきた。
「あの人には,告白しない方がいいよ。」
キッ…‥と雅也を見る。
意外な答えに,早紀は戸惑いを隠せなかった。意味が分からない。早紀の頭の中は,その言葉が繰り返し流れていた。
「どうして?!」
少し口調が強くなってしまった。
そのとたん,ハッ!!と我に返ったように,春香はまたいつもの笑顔の春香に戻った。
「いや‥…何かさぁ,軽そうじゃなぃ???いっつも遊んでるみたいだし!!早紀には,もっと良い人がいるって!!雅也君は,似合わないよ!!!」
そう言って,早紀の肩をポンと叩いた。
……(早紀には似合わないよ)………
その言葉で,早紀の決心は,堅いものとなった。
「そんなの,分かんないじゃん!!!春香なら応援してくれるって思ったのに!!!!」
そう言って,早紀は教室から出ていった。
周りの人たちの目が,春香に向けられた。
「ゴメン,みんな。気にしないで!!」
春香はそう言うと,いそいで早紀を追った。
春香,ゴメンね………‥
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