続・もう恋はしない?
「まず、髪型やな」
部活を休んでまで阿部やんの家にお呼ばれしてしまった…。
「髪は下ろした方がええわ。普段くくってる子程、下ろした姿にドキッとするやろ?」
そう言って、一つに束ねていた髪をほどく。
「ドキッとするかは、その人によるんじゃ…?」
「まぁな、でも水城の場合は効果あると思うで。何たって、うちがヘアリストやからなっ☆」
なるほど…、さすが阿部先生(笑)
阿部やんの性格はたまに、とてつもなく羨ましくなったりする。
だから、親友やってんのかな…。
「次はメイクや。まず、眉毛を整えよか」
阿部やんはドレッサーから毛抜きと剃刀を取り出すと、慣れた手つきで、私の顔に手を加えていく。
見てみ、と差し出された手鏡で覗くとそれだけで印象が変わった事に気付く。
「肌はキレイから、日焼け止め効果のある下地と、パウダーだけでええな」
するするっと下地を伸ばして、パフでパタパタ…。
顔色が明るくなって毛穴がわからなくなったみたい。
「ベース完了。あとはメイクアップやな。水城、アンタ何色が好きや?」
「え、グリーンかな?」
私が答えると、阿部やんは迷わずポーチから青みがかった緑のアイシャドウを取り出した。
部活を休んでまで阿部やんの家にお呼ばれしてしまった…。
「髪は下ろした方がええわ。普段くくってる子程、下ろした姿にドキッとするやろ?」
そう言って、一つに束ねていた髪をほどく。
「ドキッとするかは、その人によるんじゃ…?」
「まぁな、でも水城の場合は効果あると思うで。何たって、うちがヘアリストやからなっ☆」
なるほど…、さすが阿部先生(笑)
阿部やんの性格はたまに、とてつもなく羨ましくなったりする。
だから、親友やってんのかな…。
「次はメイクや。まず、眉毛を整えよか」
阿部やんはドレッサーから毛抜きと剃刀を取り出すと、慣れた手つきで、私の顔に手を加えていく。
見てみ、と差し出された手鏡で覗くとそれだけで印象が変わった事に気付く。
「肌はキレイから、日焼け止め効果のある下地と、パウダーだけでええな」
するするっと下地を伸ばして、パフでパタパタ…。
顔色が明るくなって毛穴がわからなくなったみたい。
「ベース完了。あとはメイクアップやな。水城、アンタ何色が好きや?」
「え、グリーンかな?」
私が答えると、阿部やんは迷わずポーチから青みがかった緑のアイシャドウを取り出した。
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