続・もう恋はしない?
(えぇー!?)
何度、瞬きしただろう…。
見ると、彼も驚いてる様子だった。
「ちぃちゃん…」
「碧、言ったよね?私の事好きだって」
水嶋君の腕を引っ張って見上げる千里ちゃん。
…。
私の中で不安が込み上げて来る。
何で黙ってるの…?何で否定しないの?水嶋君…。
「そうだ☆私、久しぶりにおば様に逢いたい!元気なの?」
突然、思い付いたように両手を合わせる千里ちゃん。
「うん…。お陰様で体調良いみたい」
「そう、良かったぁ♪ね、良いでしょ?家に行っても」
目をキラキラさせておねだりする彼女を隣に、チラッと私に目を向ける水嶋君。
反射的に逸らしてしまった…。
「ごめん、私…先に帰るね」
これ以上、見ていられなかった。
「水城ちゃ…」
呼び止めようとする水嶋君。
私は目を合わせる事もせず、逃げるように走り出していた―。
(追っても来てくれない…か…)
二人の姿が見えなくなった頃、私は一人泣き出してしまった。
「うぅ…う?痛ッ」
目が痛い。
擦ると黒い固まりがポロポロ落ちて来て、それがマスカラだと言う事に気付く。
何やってるんだろ…、こんなの付けて。
多分、今凄く汚い顔してる―。
何度、瞬きしただろう…。
見ると、彼も驚いてる様子だった。
「ちぃちゃん…」
「碧、言ったよね?私の事好きだって」
水嶋君の腕を引っ張って見上げる千里ちゃん。
…。
私の中で不安が込み上げて来る。
何で黙ってるの…?何で否定しないの?水嶋君…。
「そうだ☆私、久しぶりにおば様に逢いたい!元気なの?」
突然、思い付いたように両手を合わせる千里ちゃん。
「うん…。お陰様で体調良いみたい」
「そう、良かったぁ♪ね、良いでしょ?家に行っても」
目をキラキラさせておねだりする彼女を隣に、チラッと私に目を向ける水嶋君。
反射的に逸らしてしまった…。
「ごめん、私…先に帰るね」
これ以上、見ていられなかった。
「水城ちゃ…」
呼び止めようとする水嶋君。
私は目を合わせる事もせず、逃げるように走り出していた―。
(追っても来てくれない…か…)
二人の姿が見えなくなった頃、私は一人泣き出してしまった。
「うぅ…う?痛ッ」
目が痛い。
擦ると黒い固まりがポロポロ落ちて来て、それがマスカラだと言う事に気付く。
何やってるんだろ…、こんなの付けて。
多分、今凄く汚い顔してる―。
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