続・もう恋はしない?
あ〜あ…せっかくの夏休みも、覚えたメイクも、全部意味がなくなっちゃった…。
部活だけで終わるんだろうな…夏休み。
ごめん、阿部やん。せっかく教えて貰ったメイクも、活かせそうにない。
そりゃそうだよ。
あんな可愛い子に勝る訳ない。
どんなにメイクしたって、あんな風にはなれないもん…。
わかってた筈なのに、私には似合わない…
恋愛なんて。
もう恋はしないって、決めたのになぁ。
…だけど、水嶋君が現われて、変われるような気がしたんだ。
ほんの少し、希望が持てる気がした…。
でも、やっぱダメだった。
「水城ちゃん!」
え…?
幻聴なんかじゃない、振り向けば、そこに彼がいた―。
「水嶋君…っ」
ダメだ、泣きそうになる。
息をきらし汗だくになってる彼に、誤魔化すように問いかけた。
「何で…、千里ちゃん…は?」
「置いて来た」
彼女を置いて来た―?
…そっか、水嶋君は優しいから、きっと私の後を追って来てくれたんだね。
勘違いしちゃ、いけないんだ。
「水城ちゃん、聞いて。確かに、ちぃちゃんの事好きだったし、付き合ってた」
ほら…。
ん?
好きだった?付き合ってた?
部活だけで終わるんだろうな…夏休み。
ごめん、阿部やん。せっかく教えて貰ったメイクも、活かせそうにない。
そりゃそうだよ。
あんな可愛い子に勝る訳ない。
どんなにメイクしたって、あんな風にはなれないもん…。
わかってた筈なのに、私には似合わない…
恋愛なんて。
もう恋はしないって、決めたのになぁ。
…だけど、水嶋君が現われて、変われるような気がしたんだ。
ほんの少し、希望が持てる気がした…。
でも、やっぱダメだった。
「水城ちゃん!」
え…?
幻聴なんかじゃない、振り向けば、そこに彼がいた―。
「水嶋君…っ」
ダメだ、泣きそうになる。
息をきらし汗だくになってる彼に、誤魔化すように問いかけた。
「何で…、千里ちゃん…は?」
「置いて来た」
彼女を置いて来た―?
…そっか、水嶋君は優しいから、きっと私の後を追って来てくれたんだね。
勘違いしちゃ、いけないんだ。
「水城ちゃん、聞いて。確かに、ちぃちゃんの事好きだったし、付き合ってた」
ほら…。
ん?
好きだった?付き合ってた?
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