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夕暮れの日に〜争いの国・その4〜

[260]  グレイブ  2007-06-22投稿
「ラト君っていうんだね?いい名前だねぇ。お風呂沸いてるから、入って来たらどうだい?おつかれでしょう?」



確かに疲れていたし、おばあさんの好意を無下にする訳にはいかないので、素直に風呂に入る事にしよう。
風呂場に案内されると

「タオルは一番うえの引き出しに入ってるからね。」

といっておばあさんは、風呂場を後にした。

どこにでもあるような、普通の風呂。


暖かい。

温かい風呂に入るのは、何日ぶりだろう。

そんな事を考えながら、たっぷり一時間ほど湯舟に浸った。

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