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紅い女神〜紅い国?〜

[352]  おねえ  2007-06-23投稿
紅い国は聖天界の南に位置している。国の首都ナベルエリクトスには長の居城があり、その城の色から民達には赤の城とよばれていた。

赤の城のある山の麓には同じような神殿があった。

ウリューゼアは当然のように迷うことなく、神殿の奥に入って行った。

「マキ、マキ・キュレーヌ」

「はぁ〜い」

ウリューゼアの呼び声に間の抜けた声が答えた。

「マキ、できたの?」

「なにが?」

嬉しそうに聞くウリューゼアにマキは聞き返した。

「ほほ〜う、私の依頼の事を忘れたと言うのね」

「わっ…忘れてはいないわよ」

マキと呼ばれた巫女装束の少女は両手を左右に振って否定した。

「怪しいなぁ。マキは本当に忘れちゃう時あるからさぁ」

ウリューゼアは意地の悪い笑みを浮かべて言った。

「姫は意地悪です。もう遠出の許可、出さないようにしちゃいますよ」

「ごめん、ね?もう意地悪言わないから、巫女の権限、そんなところで使わないで、ね?」

マキの言葉に焦って、ウリューゼアはなだめすかした。

「わかりました。権限は使わないでおきます。
それで、姫がお待ちになっていたもの、できておりますよ」

マキはウリューゼアを更に奥へと誘った。

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