携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 真夜中の光?

真夜中の光?

[684]  美咲  2005-10-06投稿
風俗やお水で学んだ話術と完璧に作りあげた嘘話。男うけの良い完璧すぎない容姿さえも、完璧に作りあげた。
すべてはリッチな生活のため。こんないい生活はない。私はだれよりも幸せだ。毎日そう思った。同じ様な水商売あがりの友達にもそう言って自慢した。
でもそれが自分の中の本心ではないことなど、はじめから気付いていた。
家に帰って化粧を落としてボロボロのスエットに着替える。愛犬を抱き締めてソファーに横になる。メールで明日の約束の確認をすると携帯の電源を落とす。どうせ入って来て嬉しいメールなんて来ない。何百万もするバックも新しい服も適当にベットの上に投げ捨てるだけだ。
静まり帰った部屋にテレビや音楽をつけることはほとんどなかった。
本当は淋しい。
ふと思うこんな気持ちをすぐにかき消しては犬を抱き締める。

感想

感想はありません。

「 美咲 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス