たれ目マニア☆7
「しんどい〜!」
演劇部に入部して三日目、私は声を枯らして叫んでいた。
ちなみに今は休憩中…。
「て言うか孝、和也先輩は!?」
孝の座っていた席まで駆け寄る。
そう、私が入部してからの三日間、一度も姿を見てない。
お近付きになった印に呼び方まで変えたのに。
「避けられてるんじゃない?」
台本に目を落としたまま答える孝。
「じょ、冗談やめてよ〜!」泣きそうだ…。
(せっかく入部したのに…)こんなしんどい思いして、先輩に会えないなんて入部した意味ないじゃん!
「彩ちゃん!」
ビクッ!
大きな声で呼ばれて驚いた。
「皆田先輩…」
爽やかとは言い難い笑顔で近づいてくる彼の名前は皆田 博先輩(中三)。
「真鍋なら昨日、近所のレンタルビデオ屋にいたよ!」
「えっ!マジですか?」
「うん、彼女と!」
…。
余計な事を聞いてしまった。
「そんな事よりさ!今日、帰りにゲーセンいかない!?」
そう言って、ゲームセンターの無料券を見せて来た。
「ぃぇ…結構です…」
どうせなら私も和也先輩と行きたい。
いいなぁ、沢木先輩。
私、何やってるかなぁ?ここで(泣)
肩を落として、簡単に入部すると言った事に、少し後悔し始めていた。
演劇部に入部して三日目、私は声を枯らして叫んでいた。
ちなみに今は休憩中…。
「て言うか孝、和也先輩は!?」
孝の座っていた席まで駆け寄る。
そう、私が入部してからの三日間、一度も姿を見てない。
お近付きになった印に呼び方まで変えたのに。
「避けられてるんじゃない?」
台本に目を落としたまま答える孝。
「じょ、冗談やめてよ〜!」泣きそうだ…。
(せっかく入部したのに…)こんなしんどい思いして、先輩に会えないなんて入部した意味ないじゃん!
「彩ちゃん!」
ビクッ!
大きな声で呼ばれて驚いた。
「皆田先輩…」
爽やかとは言い難い笑顔で近づいてくる彼の名前は皆田 博先輩(中三)。
「真鍋なら昨日、近所のレンタルビデオ屋にいたよ!」
「えっ!マジですか?」
「うん、彼女と!」
…。
余計な事を聞いてしまった。
「そんな事よりさ!今日、帰りにゲーセンいかない!?」
そう言って、ゲームセンターの無料券を見せて来た。
「ぃぇ…結構です…」
どうせなら私も和也先輩と行きたい。
いいなぁ、沢木先輩。
私、何やってるかなぁ?ここで(泣)
肩を落として、簡単に入部すると言った事に、少し後悔し始めていた。
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