片想い
「ごめんなさい。思ってた人と違いました☆」
「え?」
「私と別れてください!!!ぢゃっ!!!」
そう言い残し、ダッシュで逃げた。
自分でもわかってる。自分から告っておいて「やっぱ違いました」とか都合良すぎですよね(笑)
「はぁー!?優衣ぃ〜また別れたん?今月何回目!?」
「ぇと・・・今日で五回目?ゃ、違うんだって!!別に飽きっぽいとかそんなんじゃなくてなっ」
「ゎかってる。一目惚れで付き合うからやろ?・・・もぉそろそろ学習せなァカンで!?見た目かっこいいとか頭良さそう、優しそうとかそんなんで付き合うからすぐ別れるんやで!?」
うっ。また始まった。千花は説教し出すと長い・・・
「ちょっと聞いてんの!?うちは優衣のこと心配して―」
「聞いてる聞いてる!!もぉ絶対一目惚れなんかしません!ここに誓います!!」
ガッシャ――――ン!!!
そう言い終わると同時に窓の向こうからあきらかガラスを割った音が聞こえてきた。
千花と二人で窓を覗き込むと、向かい校舎の二階の窓ガラスが割れていた。
「ぅっわぁー・・・派手にやらかしたなぁ(笑)あ、優衣あれ―――え!?大西君やん!」
千花が指差す中庭の方向に、集団に紛れている大西君がいた。
大西君はこの高校の3年の中で一番モテる人で、大西君を知らない女は多分いないだろう。理数系の頭が良いクラスで、顔も美形。友達も多くて、あの人を悪いと言う人はいない。
どうやら友達とキャッチボールをしてる途中で窓ガラスを割ってしまったらしい。でも、まだ周りには人がいないようだ。・・・うちらと大西君達の他に―。
「やっべ!大西早くっ!逃げようぜ!」
そう言って大西君以外はものすごい勢いで逃げて行った。・・・でも大西君は逃げようとしない。割れた窓の方をぼーっと見ていた。
「あ、先生来た!げっしかも体育の矢部ゃん・・・ヤバイよー!あれじゃぁ大西君だけ怒られるやん!!」
大西君は気付いてない。千花まで焦っている。
「ねぇ!!!矢部っ!来たよ!!早く逃げて!」
気付いたら叫んでいた。
大西君が私を見た。
ニッ
間一髪、矢部に見つからずにすんだ。
「よかったね!優衣の声とどいて☆・・・優衣?」
どうしよう・・・一目惚れはもぉしないって誓ったのに・・・あの笑顔ゎ反則だよー(泣)
続く
「え?」
「私と別れてください!!!ぢゃっ!!!」
そう言い残し、ダッシュで逃げた。
自分でもわかってる。自分から告っておいて「やっぱ違いました」とか都合良すぎですよね(笑)
「はぁー!?優衣ぃ〜また別れたん?今月何回目!?」
「ぇと・・・今日で五回目?ゃ、違うんだって!!別に飽きっぽいとかそんなんじゃなくてなっ」
「ゎかってる。一目惚れで付き合うからやろ?・・・もぉそろそろ学習せなァカンで!?見た目かっこいいとか頭良さそう、優しそうとかそんなんで付き合うからすぐ別れるんやで!?」
うっ。また始まった。千花は説教し出すと長い・・・
「ちょっと聞いてんの!?うちは優衣のこと心配して―」
「聞いてる聞いてる!!もぉ絶対一目惚れなんかしません!ここに誓います!!」
ガッシャ――――ン!!!
そう言い終わると同時に窓の向こうからあきらかガラスを割った音が聞こえてきた。
千花と二人で窓を覗き込むと、向かい校舎の二階の窓ガラスが割れていた。
「ぅっわぁー・・・派手にやらかしたなぁ(笑)あ、優衣あれ―――え!?大西君やん!」
千花が指差す中庭の方向に、集団に紛れている大西君がいた。
大西君はこの高校の3年の中で一番モテる人で、大西君を知らない女は多分いないだろう。理数系の頭が良いクラスで、顔も美形。友達も多くて、あの人を悪いと言う人はいない。
どうやら友達とキャッチボールをしてる途中で窓ガラスを割ってしまったらしい。でも、まだ周りには人がいないようだ。・・・うちらと大西君達の他に―。
「やっべ!大西早くっ!逃げようぜ!」
そう言って大西君以外はものすごい勢いで逃げて行った。・・・でも大西君は逃げようとしない。割れた窓の方をぼーっと見ていた。
「あ、先生来た!げっしかも体育の矢部ゃん・・・ヤバイよー!あれじゃぁ大西君だけ怒られるやん!!」
大西君は気付いてない。千花まで焦っている。
「ねぇ!!!矢部っ!来たよ!!早く逃げて!」
気付いたら叫んでいた。
大西君が私を見た。
ニッ
間一髪、矢部に見つからずにすんだ。
「よかったね!優衣の声とどいて☆・・・優衣?」
どうしよう・・・一目惚れはもぉしないって誓ったのに・・・あの笑顔ゎ反則だよー(泣)
続く
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